ジャンボ退役記念 札幌1泊旅行

cuba-mexicana 国内旅行記
B747-400 離陸 新千歳空港

新千歳空港を飛び立つB747ジャンボ

ジャンボ(B747)が日本の航空会社から引退

2月1日・2日、週末に1泊2日で札幌に旅行してきました。
今回の旅の目的は、2014年3月31日をもって退役することになった全日空のジャンボ、ボーイング747-400に乗ること。この時点で全日空に残っているジャンボは2機のみ。この2機が3月いっぱいで退役すると日本の航空会社からジャンボは消えてしまいます。
飛行機といえばジャンボという私のような世代にとって、B747の引退は日綬に感慨深いものがあります。本当は最後のフライトとかに搭乗したかったのですが、仕事の都合もあるし、それ以上に競争が激しくて予約できませんでした。
ならばということで、急遽思い立ち札幌行きのジャンボのプレミアシートを押さえました。
往路は羽田13:00発のANA065便。
機内では機長からジャンボ退役についてのアナウンスがあり、機内販売の退役記念フィギュアが飛ぶように売れていました。

B747-400 プレミアシート

B747-400 プレミアシート(往路)


新千歳空港に到着後は展望スペースに直行。乗ってきたジャンボが羽田に折り返すまで飛行機を眺めることに。
冬期は展望デッキが閉鎖されており室内からしか見られませんが、キャセイとチャイナのB747がすれ違ったりとそれなりに楽しく見物しました。
その間、妻は空港のモールを買い物。新千歳はショップがとても充実しているので暇つぶしには最高ですね。
飛行機見物が終わったら札幌へ快速エアポートで移動。ススキノのホテル新東へチェックイン。
このホテル、「ススキノで格安」という理由だけで選んだのですが、意外とグッド。別のページでご紹介しますが、地下鉄南北線すすきの駅からも東豊線豊水すすきの駅からも徒歩3分と便利な立地。ススキノで遊ぶにはもってこいのホテルです。

北海道グルメと藻岩山の夜景

この日の夕食は予約しておいた「酒房しんせん」へ。ホテルのすぐ近くです。
こちらは小さな和食、割烹のお店ですが、北海道の旬の旨い物、とくにジビエを出してくれるので有名。実際、期待以上に美味。幸せなひとときを過ごすことが出来ました。こちらのページで酒房しんせんをレポートしています。よろしければご覧ください。

札幌すすきの酒房しんせん

酒房しんせん


札幌すすきの しんせん 刺身盛り合わせ

しんせんの刺身盛り合わせ


この日の札幌は一面の銀世界。なんでも昨日は猛吹雪だったそう。
外は寒かったけど美味しい料理とお酒で暖まったので、少し寄り道をすることに。
市営の路面電車に乗り込んで藻琴山へ。市電の「ロープウェイ入り口」で下車しほんの少し歩くと無料バスが待っています。営業時間ギリギリでしたが、ロープウェイ乗り場に滑り込み。
北海道はオレンジ色の強い夜景が多いのですが、これは降雪があるためかナトリウム灯を街灯に使っているため。札幌も蛍光灯とは違ったソフトなオレンジ色にあふれる美しい夜景。キーンとした寒さの中で眺めるほのかで優しい街の灯を感傷しました。
札幌藻岩山からの夜景

藻岩山からの夜景

帰りもジャンボ

翌日、2月2日はホテルの無料朝食を食べて新千歳空港に直行。今回はプレミアクラスなので、専用保安検査場のあるラウンジで少し休憩して、9:30発のANA054便に搭乗。
復路ではしっかり、ジャンボ退役記念フィギュアを購入しました。

B747-400 羽田空港

B747-400 羽田空港


羽田空港に到着したあと、空港コンコースからジャンボの撮影をしたのですが、機内の機長が盛んに手を振ってくれたりワイパーを作動させてくれました。
きっとクルーの皆さんもジャンボ退役に感慨深いものがあるのでしょうね。
飛行機に乗って、ただ呑みにいっただけの無駄遣い旅行でしたが、飛行機好き的にはとても満足な旅でした。

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