エアコン室外機がタイヤを劣化させる!オゾンクラッキング

      2018/03/25

キャンピングカー、マックレー、デイブレイク、後ろ姿。浜名湖HMS

デイブレイク号のリアタイヤはオゾンに攻撃されている?

タイヤはエアコン室外機のそばに置いちゃダメ!?

冬眠から覚めるがごとく、どぎついミドリ色をしたカエル号(Ninja650)に乗りたくなった私。春分の日は雪混じりの曇天を恨めしく睨みつつ、ネットでバイクの情報を収集。

毀誉褒貶が激しいけど、バイク界隈では超有名な二宮翔平氏のyoutubeを見ていたら、以下の興味を惹く動画を見つけました。 

新品タイヤの「硬化防止剤」「皮むき」についてメーカーに聞いてみた

二宮氏はこれより前に「新品タイヤには表面に硬化防止剤が塗ってあり滑るので、クレンザーで磨いて皮むきすれば良い」という動画をアップして、アンチから「嘘言うな」と相当批判されたみたい。

よほど悔しかったのか、自説「硬化防止剤をクレンザーで皮むき論」の正しさを証明するため二宮氏は有名どころのタイヤメーカーに電話をかけまくり、その結果をまとめたのが上記動画です。

動画を見てもらえば分かりるとおり、メーカーからは「なに言ってんの?」的な答えが返ってきたようです。

とりあえずクレンザーはおいといて、この動画で私が興味を持ったのは「タイヤはエアコン室外機のそばに置くと劣化が進む」という情報。

有名タイヤメーカーが言っていたそうです。

タイヤを劣化させる原因はオゾン

なぜエアコンの室外機がいけないのでしょうか。

どうやらエアコンの室外機がオゾンを発生させ、そのオゾンがタイヤのゴムの劣化を進めてしまうようです。

強烈な腐食性をもつオゾン

オゾンというのは、ご存知のとおり酸素の同位体。酸素は2つの酸素原子でできていますが、酸素原子3つくっついているのがオゾンです。

酸素も高い酸化作用がありますが、オゾンはそれとは比べ物にならないぐらい強力な酸化力、腐食性を持っています。

この性質を生かして水道水の殺菌・消毒にも使われていて、従来の塩素消毒では消えないニオイもオゾン処理するときれいに取れるようです。

ただし、腐食性が非常に高いので、オゾンを扱う特殊な設備が必要です。東京都の金町浄水場を見学したことがありますが、オゾンに触れるところは配管からバルブに至るまですべて腐食耐性の高い特殊ステンレスでできていました。

身近にあるオゾン発生源

ある意味猛毒でもあるオゾンは、酸素が紫外線と反応したり、雷など放電エネルギーに触れることで発生します。落雷の際に生臭い刺激臭がしたらそれがオゾン。

雷までいかなくても、身近な電気機器も放電するようなものはオゾンを発生させます。そして、オゾンを発生させる典型的な機器はモーター。まさにエアコン室外機がそれなわけです。

デイブレイク号はエアコン室外機のすぐ前に駐車

室外機のすぐ前に駐車。きたなくてスミマセン

タイヤメーカーの見解

オゾンの腐食性やモーターによるオゾンの発生、それぞれの事実は自分も知ってました。でも、室外機のようなどこにでもある電気機器がタイヤに影響を与えるほどのオゾンを発生させているとはにわかに信じられません。

実際、二宮氏の動画を見ても「そこまで気にする必要はないのでは」というのが正直な感想でした。

でも、念のため調べてみると、タイヤメーカーも電気機器由来のオゾンによるタイヤの劣化(オゾンクラッキング)を以下のとおり認めていました。

ダンロップ

モーター使用機器やバッテリー、モーターなど、腐食性が高いオゾンが発生する機器の近くで長期間保管するとひび割れなどの劣化が起こります。

出典:ダンロップ「タイヤ・スタッドレスタイヤの保管の仕方

井上ゴム工業(IRCブランドで知られるバイクや自転車ではメジャーなメーカー)

タイヤの劣化には以下の原因が考えられます。
 ● 経年劣化
 ● シリコンを含むタイヤ光沢剤、強い薬品、ケミカル用品等の付着
  →老化防止剤の動きを妨げ、タイヤ劣化を助長します
 ● 直射日光( 紫外線) の当たる所、室外機の近くなどオゾンの発生する所での保管
  →紫外線やオゾンはタイヤの劣化を促進します

出典:IRC「タイヤのトラブルについて

長期保管の際はエアコン室外機を避けよう

室外機からどれくらい離せばいいのか、どの程度の期間で影響が出てくるのか、細かいところは分かりません。

しかし、メーカーが指摘していることなので、長期保存の際などにはなるべくモーターの類から離れたところで保管したほうが良さそうです。

特に、エアコンの室外機は季節を問わず稼働時間が長いので避けるべきなのでしょうね。

ちょっと悲しい我が家の状況

実は、我が家のキャンピングカーは悲しいかなエアコン室外機のすぐ前に駐車しています。右リアタイヤからわずか1.5mのところにリビング用の大きな室外機があり、ほぼ年がら年中、室外機がだす風にタイヤが晒されている状態です。

残念なことにこの状況を打開することはすぐには無理。

幸い現状では異常は見られません。今後はオゾンクラッキングのことを常に頭の片隅に置き、タイヤの変化を見逃さないようにします。

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