ANA国際線スイートラウンジが共産主義国化してる

wp-1582880022426 旅の記憶
料理はすべて個別包装

コロナの影響でわびしいラウンジ

羽田の国際線スイートラウンジでクアラルンプール深夜便を待っている。

いつもなら騒がしいラウンジも今日は静かで人影まばら。あまりに静かすぎて、外国人が携帯で会話する声がやたらと耳に障る。
人が少ないのは、言うまでもなくコロナウィルスのせい。

日に日に事態は悪い方に向かっているようで、不要不急な旅行は取りやめるのが正解。今どき出かけているのは、社畜と修行僧ぐらいだろう。

ANAスイートラウンジ

生ビールもない。水だけ並んでる

ちょっと寂しいスイートラウンジだけど、人影以上に寂しいのが、飲み物や食事のコーナー。

ワインもないウイスキーもない。生ビールマシンもソフトドリンクマシンも提供中止。飲料であるのは缶ビール、缶ジュース、コーヒーと水ぐらい。

食べ物も貧弱で、ラップで個別包装された前菜、オツマミ系はあるけど、普段はカレーや温かい料理がならんでるビュッフェコーナーには何もなし。

おにぎりやパンはあるものの、いつもと違う個別包装のものになっていた。
チェックインカウンターで聞いたけど、ここまでないとは。ちょっとがっかり。

いつもと違うコンビニみたいなおにぎりとパン

何より、自分にとってはウイスキーが飲めないのが辛い。家でも毎日蒸留酒を飲んでいるので、ビールだけでは主食がないのと同じ。

ソフトドリンクマシンも中止

半月ほど前にラオスへ行ったときには、みんなマスク着用で、手に青いビニル手袋をしてサービスしていた。青い手袋が随分と興醒めだなと思った。

でも、まだその時は手は青いけど響のロックを作ってくれたのだから、何もない今よりはゼンゼン良かった。

飲み物は基本、缶かペットボトル

今はまるで、共産主義国の配給スーパーみたいな感じ。少し言いすぎだけど、普段受けてるサービスとの差が激しくてちょっとだけショック。

ちなみに、ダイニングhや、そば、グラタン、ハンバーガーなどを作ってくれるサービスはいつも通りみたい。

ANAスイートラウンジ、ダイニングh

ダイニングhにて。缶ビールをじか飲み

で、ダイニングh利用したけど、アルコールはやっぱり缶ビールのみ。グラスは提供されず缶から直接飲む。ちょっと味気ないディナー。

不謹慎かもしれないが、個人的にコロナウィルスの影響を最も直接的に感じた出来事だった。

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