アマゾンの梱包がひどい。大切な命の水がちょっと漏れてた
昨日、AMAZONで購入した私の主食をクロネコヤマトから受け取りました。
それが下の画像。
買ったのはウイスキー。「ティーチャーズ・ハイランドクリーム」1.75リットル瓶を6本。
アマゾンといえば、SDカードも大きな段ボール箱で送る過剰包装で有名ですが、我が家に届いたそれは荷物の中身にそぐわない超簡易包装でした。
具体的に説明すると、ウイスキーの瓶を包むのはごく普通の薄いプチプチだけ。さらにそれを横向きにして段ボールの中に重ねて並べた状態で送ってきました。
幸い瓶は割れていませんでしたが、ガラス製のため3kgはあるであろう瓶の緩衝材が薄いプチプチ1枚だけというのは心もとないし、ビンの上にさらにビンを載せるというのも危険極まりない気がします。
また、ビンを横向きにしたせいで僅かながら命の水(ウイスキーの語源)が漏れ出していました。
漏れた量はほんの少しですが、何本かの瓶はキャップの周りが濡れていて酒臭いし、段ボールの底にはうっすらとシミができていて指をさすと簡単に穴が開きました。
ペットボトルのような密閉性の高いものと違い、イギリスでボトリングされたであろうこのウイスキーのキャップはアルミ製のちゃちなもの。横向きにしたままだと容易に漏れ出してしまうようです。
普段は、700mlのボトルをケース買い(12本)していたのですが、こっちの1.75リットル瓶の方がちょっとお得だったので6本まとめて頼んでみました。でも、この梱包だと怖くて次は注文できないですね。
普段は無駄な過剰包装が目立つのにどうしたのでしょうかAMAZON。急に環境問題に目覚めたのか…
家飲みに最適な安くて旨いウイスキー
話はガラッと変わって普段飲んでいるウイスキーをご紹介。
本当はシングルモルトを楽しみたいのですが、ジャパニーズ・モルトを筆頭に最近は非常に値段が高騰していて手が出ません。
そもそも、ワンショットをちびちび味わうような飲みかたはできないので、最近は家に高い酒は置かずリーズナブルなウイスキーを好きなだけ飲んでいます。
だからといって、安ければいいわけではありません。私は安いウイスキーにありがちな甘ったるさや鼻につくカラメル臭が大っ嫌い。シングルモルトは飲めないまでも、それなりにモルトの香りが楽しめ本物のウイスキーが飲みたいわけです。
そんなこんな我が家の定番となっている「テーブル・ウイスキー」は以下の3つ。どれもメジャーでありきたりなチョイスですが、アマゾンへの文句のオマケに紹介させてください。
1位 ティーチャーズ・ハイランドクリーム
最初はすでに話題に出ているティーチャーズ。スコットランドのブレンデッド・スコッチで、1000円以下で700mlのボトルが買えます。
現在我が家でもっとも飲んでいるウイスキーだから1位。安いのにウイスキーらしい味と香りがありコスパ最高です。
ラベルに堂々と「HIGH IN PEATED MALT」と記載していることからも分かるとおり、この価格帯のウイスキーとしては珍しくピート臭を感じるスモーキーなスコッチに仕上がっていて私ごのみです。
おすすめの飲み方はハイボール。炭酸で割ってもしっかりウイスキーの味が感じられるので、暑い時期は毎晩、濃い目ティーチャーズ・ハイで酔っ払います。
2位 フロム・ザ・バレル(ニッカ)
その名のとおり「樽出し」のアルコール度数が51度の骨のあるウイスキー。超有名ですね。
なお、樽出しとは言っていますが、シングルモルトではありません。モルトとグレーンをブレンドしてからもう一度樽に戻して熟成させたうえで、余分な加水をせずにボトリングしています。
このお酒もニッカらしく重厚で香り豊か。私は好きです。
ウイスキーはやっぱりストレート(もしくはほんの少しの加水)が一番美味いと思うので、たまに強いの飲みたくなったときはこれを飲んでいます。
フロム・ザ・バレルも現在品薄で、どんどん値段が上がっている気がします。
サントリー、ニッカが原酒不足で値上げすると発表したとき、山崎や余市などに加えこのウイスキーも買い占め騒ぎがありましたが、まともなモルトが入ったウイスキーはみな手の届かないところへ行ってしまい悲しい限りです。
いま我が家にあるストックは、数か月前に2500円(500ml)で大量購入したものですが、今後はその値段では買えないでしょう。すでに格安ウイスキーとは言えない状況のですので、ストックが切れたら飲めなくなりそうです。
3位 富士山麓(キリン)
名前が示すようにKIRINの富士御殿場蒸留所で作られているウイスキーです。
こちらもアルコール度数50度の”樽出し”をうたうしっかりしたウイスキーですね。
素人ながら味の特徴をあげると、アルコール度数に見合ったふくよかさが感じられるリッチな味わいとでもいえばいいでしょうか。
めちゃくちゃ美味いとは言えない。際立つキャラがあるわけでもない。でも、何気ない日の締めくくりにボトルを傾けて何気ない幸せに満たされる… さらっと飲めるけど飲みごたえのあるウイスキー。そんな感じです。
このウイスキーもアルコール度数が高ながら、700mlで1400円程度とコスパが良く、おすすめウイスキーです。
飲み方はストレートやロックでもいけます。
いつでもおいしい命の水を求めて
以上、我が家の普段飲みテーブル・ウイスキーのベスト3でした。
ほんとはラフロイグや白州が飲みたいのですが、経済的な制約で無理。安いブランドで我慢しています。でも、ここにあげた3つのウイスキーはそれなりに楽しめる”本物”のウイスキーだと思います。
近頃のシングルモルトブームは、(持てざる者にとって)金ピカ成金主義的なけれんみが鼻につかなくもありません。ほんとにウイスキーは高くなってしまいました。
でも、探せば安くておいしいウイスキー、命の水はまだまだあるはず。
ノンエイジの安い酒を飲みながら、そんな新しい出会いを夢想する酔っぱらいでした。
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