圏央道桶川北本IC―菖蒲白岡IC間の開通まで残すところ1週間となりました。
そんな中、開通記念イベント「圏央道ウォークフェスタ2015」が昨日開催されたので、地元民のひとりとして参加してきました。
このイベントは、今回の開通区間のうち桶川加納IC―菖蒲パーキングエリア間の2.8kmを徒歩で往復するもの。沿線市が中心になって、開通前の高速道路をみんなで歩こうという楽しい企画です。
私達は菖蒲PAを起点に往復するコースです。
菖蒲PAは、上下(内外?)共用のこじんまりしたパーキングエリア。周りの田んぼと同じレベルに造られていて高架の本線から下って進入する構造になっています。
まだ準備中で全体像は分かりませんが、小さいながらもフードコートやショッピングゾーン、ガソリンスタンドもある使い勝手のよさそうなPAでした。
ショッピングゾーンでは商品が一部並べられており、オープンに向け着々と準備が進んでいるようです。一方でGSはまだ工事途中のような感じも。あと1週間で大丈夫か心配ですが抜かりはないのでしょう。
なお、SAPAによく設置してある液晶の交通情報パネルはすでに稼働していて、未開通にもかかわらず現在地表示がしてありました。
パーキングエリアを出発してウォーキングスタート。PAへ降りてくる進入路を逆に進み本線へ上がります。
本線に入るとしばらくは緩やかな登り坂です。これは、この先の上越・北陸新幹線をオーバーパスするため。実際歩いてみると結構な高さでした。
高速道路の壁面は新幹線の真上を除き透明アクリル板が使われています。ですので、眼下に広がる埼玉の田舎風景を眺めながらの気持ちよい散歩です。
ウォーキングコースで一番人気があったのは、新幹線をパスするあたりです。多くの人が新幹線が通過するのを待っていました。私も少し待ってみましたがE7は来ず。
スタートして2kmを過ぎると折り返し地点の桶川加納ICが見えてきます。
ICへのランプウェイを歩いていくとカーブのカント(バンク)がよく分かります。角度がきつくて歩きづらい。貴重な体験です。
桶川加納ICの料金所を通過して折り返し。こちらの設備はほぼ完成していました。
なお、料金所の横には埼玉県警交通機動隊の看板がかかった立派な建物があります。走行時には忘れないようにしよう。
ここから先、道路は桶川北本ICに向かいトンネルへと下っていきます。国道17号とJR高崎線とクロスする部分はアンダーパス構造。早く走ってみたいですね。
歩いていて気付いたのは、道路の舗装の違い。一般道より粗いというかアスファルト分が少なく骨材の粒つぶが目立ちます。
騒音防止か耐久性それとも排水に配慮したのか。素人には分かりません。今度、土木屋さんに聞いてみよう。
往復5.6kmを歩き菖蒲PAに戻ってきてウォーキングは終了です。菖蒲PAに並んだ地元特産物の屋台を冷やかして帰路に着きました。
半日程度の散歩でしたが、普段できない貴重な体験ができて楽しかったです。東北道と東名が直結する日が待ち遠しいですね。
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