ポイント2倍のリスクと反社会性

中国、北京の風景 たわごと

コロナ禍の一刻も早い収束を願い敢えて書く

この記事を書くことにしたのは、自分のおちゃらけた過去記事が斜め読みされて、反社会的ともいえる行為に同調しているかのように誤解されるおそれをふと感じたから。記事の裏にある真意というか問題意識を明確にすることにした。

場末のブログが何を偉そうにとも思うが、自分自身の危機感もあり、敢えて文章にする。

無論、当方は素人でなんの知見もなければ権威もなく、企業や人様にとやかく言う立場にない。ただ独りよがりの戯言を一方的に書きなぐるだけ。個人の感想というか門外漢の妄想でしかないのでご理解のほどを。

パチンコ店への締め付けにみる社会の要請

自粛要請を受けも営業をやめないパチンコ店が世間を騒がせている。まるでウイルスをまき散らす疫病神のような扱いで、パチンコ店に対する締め付けはこれからどんどん厳しくなっていくだろう。

ただ、現在営業しているパチンコ店は経営体力のない中小企業がほとんどで、補償の話が具体化しない中、生活のため店を開けるしかないという話も聞く。営業せざるを得ないそれなりの理由があるのだ。

しかし、周囲はそれを許さない。しのごのいわず今すぐに店を閉めろというのが社会の要請であろう。

人との接触・交流を煽るかのような某業界の行為

その一方、「いまならポイント2倍」と銘打ち、まるで利用を促進しているかのような企業、業界がある。

その業界は、人と人との交流・接触に直接かかわる業種で、コロナウイルスの感染拡大を引き起こすリスクはパチンコ店の比ではない。いや、むしろとてつもなく広い範囲を感染のリスクにさらす危険性を持っている。

見込みが甘く拙速な措置だった

「いまならポイント2倍」という特例措置は、想定外の事態からお得意様を救済し繋ぎとめるための緊急避難的な対策、カスタマーサービスの一環として始めたものだと想像する。企業側のそうした顧客に向き合う姿勢は評価されるべきものだ。

しかし、その見込みの甘さからこの特例措置は結果として社会に深刻な害悪を与えかねない大失策となった。

問題行動を引き起こす原因に

説明するまでもないが、この特例措置が巨大なゴキブリホイホイのように不心得者を寄せ集め、感染拡大の引き金になりかねない反社会的ともいえる行動を引き起こす動機になっている。

実態としてそうした不心得者がどの程度いるのか知る由もないが、なかには、その非常識な行動をブログ等で報告している馬鹿がいるようだ。

いずれは社会問題化するのではないか

パチンコ店の次は、この業界かもしれない。

ポイント2倍につられて非常識な行動を頻繁に繰り返す輩がいると話題になれば、どうなるのか。

世間はまず企業のとった愚策に呆れかえるだろう。そして企業の信用は地に堕ちる。大げさかもしれないが、もしかしたらいざという時の政府からの支援などにも影響を及ぼし、業務継続が困難にならないとも限らない。

思い切った見直しも企業の責任

この特例措置は、反社会的な行為を助長するために行ったものではないことは理解している。措置決定当時は、ウイルスの問題がここまで長く深刻化することをだれも想定しえなかったのだから、あまり企業を責めるのは酷な気もする。

しかし、だからといってこの特例措置を継続する合理性がどこまであるのだろうか。

トータルなリスクを考えれば、今からでも遅くないから非常識な行動を煽るように見られかねないこの愚策を取り消すべきではないか。

デメリットは大きいが、危険な行動を抑止することが重要

これから特例を取り消すとなると、特例措置対象期間内のすべて予約に対し、無料キャンセルなど一定の配慮を行うこととなり、経営への影響は大きいのだろう。

また、一度やるといったことを企業側から反故にすれば、一部から反発が起こり、逆に世間の耳目を集めることにもなる。特例措置を取り消すことによるリスクやデメリットは計り知れない。

企業側の損害を考えれば、このままやり過ごすという選択肢もあるのかもしれない。

とはいえ、それで企業の社会的責任が果たせるのだろうか。

少なくとも、今後の分の特例措置は取りやめ、それに釣られた不心得者どもが感染リスクを広範囲にまき散らす行為をやめさせる責任があるのではないか。

新型コロナウイルスが社会に与えている影響を考えれば、それ以外の選択肢はないように思える。

以上はすべて一方的な妄想、悪しからず

以上、とある業界、とある企業の行為について感想をまとめた。なお、上記内容はすべて無知蒙昧で無責任な部外者による勝手な想像、根拠のない断定に基づくもの。いってみればフェイクニュースとして取り扱われるべきものである。もとより、当方には大企業に物申すような能力はない。

正直、こんなことを敢えて個人が偉そうに書く必要があるのか少し悩んだ。でも、まったく影響力のないゴミ溜めブログの特権として、個人的なモヤモヤを吐き出した。文体がくどくて偉そうなのは、変な人に読んでもらいたくないため。不遜で大げさな表現が鼻にさわったらごめんなさい。

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