急にバイクに乗りたくなったので鬼怒川温泉1泊旅行を決行
10月の連休は山形県は羽黒神社あたりにキャンピングカーで出かけるつもりでした。
しかし、大型台風のせいで天気がイマイチ。下手をすると目的地周辺はキャンピングカーが大嫌いな強風にみまわれそうな感じです。
どうしたものか妻と協議したら、「毎週のように出掛けてばかりで疲れた。家でゆっくりしたい」と想定外のお言葉。あっさりキャラバンは中止になりました。
そんなわけで連休初日は家でゆっくりしていたのですが、台風は北よりにそれてそれまでの予報とは違い関東付近はわりと穏やかな天気じゃないですか。
3連休にどこにも出掛けないなんて我が家ではまずありえないことなので「旅に出たい病」がウズウズ。急遽、1泊2日でバイクで旅に出ることにしました。
キャンピングカーを使ってあげたいという気持ちもありますが、それ以上にバイクに乗りたい。土日は雨は大丈夫そうなので、どうせ行くなら日帰りではなく宿泊。と強引に決めた目的地は鬼怒川温泉です。
バイクで勝手に出かけると怒られそうなので、温泉旅館をセットにしてみる
鬼怒川温泉にしたのは、妻の「ゆっくりしたい」という意向を汲みのんびりできる温泉旅館で、なおかつ現地集合が容易な場所という条件で探したらたまたま鬼怒川温泉のホテルが引っ掛かったという理由。
宿泊前日になってバタバタと予約したので結構いい値段になってしまいましたが、1人で泊り歩いていると妻がブーブー言いそうなので致し方ありません。
予約したのは「鬼怒川グランドホテル夢の季」という大きなホテル。私はバイク、妻は東武特急で夕方までに現地集合ということで一足先に自宅を出発しました。
Ninja650とスペーシア、現地集合・現地解散
東北道から日光宇都宮道路に入り大沢ICで降りて鬼怒川温泉へ。
途中、日光街道の杉並木があるはずなのでNinja650で走り抜けようと思っていたら、なんと杉並木は通行止め。放置され鬱蒼としている杉並木の入口で記念撮影だけしました。
宿に無事に着いて妻と合流。あとは温泉、夕食、温泉、ハイボール、温泉… と怠惰な時間を過ごし満足して眠りに。
宿泊は鬼怒川グランドホテル
鬼怒川グランドホテルは施設は古いですが小奇麗に管理されているし、スタッフがたくさんいてサービスが行き届いていて快適でした。
食事も品数豊富で満足。ひとつ残念だったのが、お風呂は時間により男女入れ替えになるのですが、ドライサウナが一方の大浴場にしかなく、夜の一部時間帯にしかサウナに入れなかったこと。温泉よりサウナが好きな私的にはちょっと不完全燃焼でした。
C11大樹号を見て日塩もみじライン
朝食を食べて、最後に一風呂浴びたらチェックアウト。鬼怒川温泉駅に向かうと、東武鉄道が1年ほど前にデビューさせたSL大樹号(C11)がちょうど入線していて、駅前に設置されたターンテーブルで方向転換していました。
しばし、SLを眺めたのち妻とはここで現地解散。私はひとりNinja650に跨り日塩もみじラインに向かいました。
日塩もみじラインを1.5往復
日塩もみじラインは、鬼怒川温泉と塩原温泉を結ぶ普通車610円、軽自動車410円の有料道路。ほぼすべてがワインディングロードできついヘアピンもありますが、よく整備されていて走りやすい道路でした。
紅葉の時期になると混むのでしょうが、この日は交通量も少なく、下手くそなりに気持ちよくワインディングを楽しみました。
ちなみに、料金は有料道路の終点でそれぞれ徴収されます。つまり、料金所を出てしまわなければお金はかかりません。大きな声で言う話ではありませんが、私は料金所の手前でUターンしコーナリング修行。都合1.5往復走って塩原側へ抜けました。
ワインディングロードをこれほど走るのは初めてで、とってもいい経験になりました。まだまだ修行が必要ですが、さらに上達するためのきっかけというか、手ごたえを感じる走りができました。
おすすめの道の駅、アグリパル塩原
キャンピングカーでよく行く塩原グリーンビレッジの前を通過し、途中、道の駅アグリパル塩原に寄り道。ここは地元農産物が充実していており、この日も新鮮野菜をバッグに入るだけ買いました。
行列ができていたので覗いてみると、立派なローストビーフが600円で売られていて、思わずこちらも購入。おやつは肉の塊です。
道の駅を出るとすぐに西那須野塩原インターチェンジ。ここから東北道に乗り無事に埼玉に帰還しました。
突然の思いつきで強行した1泊2日ツーリングでしたが、バイクって面白いなと実感できた楽しい旅になりました。また時間をおかずにNinjaに乗りたいです。
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