ルーフエアコン・ピアクールを撤去、窓用エアコンをリアに設置
我が家のデイブレイク号は、新車の時から「ピアクール」というルーフエアコンを搭載しています。
マックレーの「完全自立型」キャンピングカーには、通常はコールマンのルーフエアコンを使うのですが、当時の私のこだわりでピアクールにしてもらいました。
しかし、このピアクール、また別に書くつもりですが使い勝手が良くありません。
今回、納車後7年経過の大規模修繕を実施するに当たりピアクールの撤去を決意。代わりにコロナ製のウインドエアコンを取り付けることにしました。
ウインドエアコンを選んだ理由は、コンパクトで消費電力が少なくキャンピングカーとの相性が良さそうだから。また、日本ブランドで信頼性が高い上に価格が安いのも大きな利点です。
マックレーに改造を依頼、ストップランプを移設
さて、取り付け工事ですが、最近はマックレーでもルーフエアコンでなく、ウインドエアコンを採用したモデルを出しています。
やっぱり、ビルダーであるマックレーいじってもらう方が安心ですし、何かと融通も利きます。早速、マックレーに相談。
悩ましいのは取り付ける位置。後付けなので、どこに取り付けても邪魔なわけですが、室内の利便性・快適性への影響が少なく、エアコンとしての機能が確保できる場所はリア面、車両最後部の収納スペースへアクセスする空間しかありません。
しかし、ここで問題となるのは、リアに取り付けてあるハイマウント・ストップランプ。これを移設しないと取り付けは無理です。
マックレーに確認したところ、ストップランプを移設して取り付けられるとのこと。見積額も妥当だったので改造をお願いしました。
完成。思ったより邪魔ではない
出来上がりはこんな感じです。
室内側に20cmほどエアコンが張り出していますが、荷物の出し入れは問題なくできます。
なお、右側荷物室の立派な扉は使えなくなりますので撤去しました。
使わないときはパネルでカバー
外側ですが、背面の排熱部分はボディリア面から飛び出していません。FRPで作ったパネルが付随していて、ちょうどツライチで収まるようになっています。
エアコンを使用しない期間はこのパネルをユリヤネジで固定することで、外気の侵入を抑えることができます。
ちなみに、このパネルはもともと白でしたが、全塗装の際にシルバーに塗ってもらいました。
稼働させてみて
さて、実際の使い勝手です。
冷風を循環させるにはもっと高い位置が理想ですが、運転してみたところ、冷気は車内前方にも十分届きました。
音も静かで問題なし。当たり前ですが、安心のジャパンクオリティです。
ただ、エアコンとしてのパワーはそれなりのようで、酷暑の日中に車内全体を冷やすには、ある程度時間がかかりそうです。
しかし、このへんは運用次第でどうにでもなるので問題ないでしょう。過大パワーで電気を食ってもしょうがないので必要十分な能力と言えます。
結論としては、今回思い切って改造して良かったと思っています。
ピアクールでは使用場面が限られ不便でしたが、窓用エアコンは手軽に使えてコスパもよく利便性高そうです。
この状態で何度かキャラバンしてみて、どうしても邪魔であれば、室内側パネルを自作して夏以外はエアコンを撤去するつもりです。
コメント
我が家もDIYでコロナを付けていますが、オフシーズンは簡単に取り外せるので軽量化にはGoodです、本体をキャンカーに持ち込むときは重くて苦労しますが。中古なら大変安いので、予備に一台保管し二台ありますよ。
レオじじい 様
私もレオじじいさんのウインドエアコン取り付け記事を参考にさせてもらい、今回の交換を決断しました。
邪魔なら取り外せばいいやと軽く考えています。
なるほど、今後のことを考えて予備を確保しておくというのもアリかもしれません。