郡上 × うなぎ × 魚寅 -炭火焼ひつまぶし –

グルメでも健康オタクでもありませんが、中国産の食品は可能な限り忌避している我が家。
そのせいばかりではありませんが、好物の鰻から遠ざかっています。
ついさっきも「今年は鰻を食してないなぁ」とため息をついたばかり。
あれ、でも、よく考えたら今年も鰻を食べてました。美味しいやつを。
隠密裏に進めている食欲ブログ化に向け、郡上八幡で食べた鰻のひつまぶしをご紹介。

清流長良川に寄り添う小京都、郡上八幡。天然の鮎がつとに有名ですが、美味しそうな鰻を出すお店がありました。
長良川の支流、吉田川を挟んで郡上八幡城の向かい側、旧役場庁舎（観光協会）からほど近い風情のある通りに「うなぎ魚寅」があります。
観光の途中、ふらっとランチで入店。大きな店ではなく老舗という感じでもありませんが、実は創業７５年の歴史を誇るお店のようです。
メニューでは一番おすすめのように見えた「ひつまぶし」3600円を注文。
炭火で仕上げるのがこのお店のこだわりで暫く待たされましたが、出てきたひつまぶしからは食欲をそそる香ばしい香りが立ちのぼってきました。
鰻は甘すぎない濃厚なタレでしっかり焼かれ、サクッとした皮とふっくらした身のバランスが良い感じ。それほど太い鰻ではなかったけど、鰻もご飯もボリュームがありがっつりいただきました。
鰻屋でひつまぶしを注文することは余りありませんが、これはこれでいいですね。旨い鰻でお腹いっぱいになりました。
鰻は結構、当たり外れがあったり個人の好みが分かれるところですが、魚寅、悪くないと思います。
今回は食べませんでしたが、夏だったら鮎も一緒に長良川の味覚を楽しまれてはいかがでしょう。
ちなみに、郡上八幡には吉田屋など鰻の名店がいくつかあるようです。機会があれば食べ比べてみたいです。
鰻という日本の食文化が今後も失われませんように。

郡上炭火焼　うなぎの魚寅 （うなぎ / 郡上八幡駅）

昼総合点★★★☆☆ 3.5