ちょっと二日酔い気味でテレビをつけたら、沖縄県座間味村、慶良間諸島にある阿嘉島が取り上げられていました。
テレビ朝日の「朝だ!生です旅サラダ」という番組で西村和彦さんが阿嘉島を旅するというもの。
我が家も毎年、多いときには3回ぐらい訪れる大好きな島です。
番組に感化されて我が家のアルバムから阿嘉島の風景をいくつかピックアップしてみました。なお、画像はすべて昨年10月に訪れたときのものです。
10月中旬のニシバマ。この時期になっても沖縄の太陽はまぶしいです。ニシバマは阿嘉で最も人気のあるビーチでサンゴがきれいなシュノーケリングの聖地です。風が吹くと少し寒いかもしれませんが10月でもシュノーケリングができますよ。
阿嘉島から海へと伸びる険しい島々。佐久原(サクバル)奇岩群といわれています。ダイビングのポイントでもあり停泊しているのはたぶんダイビングボートです。阿嘉島と慶留間島を繋ぐ阿嘉大橋の上から撮影しました。
阿嘉島には集落が一つしかありませんが、その集落のすぐ前にあるのが前浜ビーチ。目の前には慶留間島が見えます。画像の左側に小さく写っているのが阿嘉大橋です。
或る日のスナップ
集落の風景、阿嘉の交差点です。細い路地の辻々を魔除けの「石敢當」が守っています。ちなみに阿嘉島に信号はありません。
島の路地で出会った2匹の猫。2匹並んでいるなんて珍しいですが、我が家が連れていた犬2頭(ダックスフントとウィペット)を警戒しているようです。
次は秋空のなか熟したパパイヤ。島の民家の庭先にはよくパパイヤの木が植えられています。でも熟しているのを見かけることは多くありません。たぶん青いうちに収穫されてチャンプルーになるのでしょう。沖縄ではパパイヤは野菜です。
天然記念物
阿嘉島と慶留間島にはケラマジカという鹿が生息。天然記念物でもある野生の鹿ですが、意外と簡単に出会えます。
よく見かけるのがニシバマビーチに行く道。また、日が暮れると前浜や集落にも現れます。
画像は、ニシバマビーチに行く途中、クルマの前に飛び出してきたケラマジカです。
水中の風景
ついでに何枚か阿嘉島の水中の様子をご紹介。ダイビングで撮影した画像です。
一枚目はトウアカクマノミ。上から見るとハートの模様が浮かび上がるのが特徴。この画像にはハートが2つ写っていることに気づいたでしょうか。下のほうにいる幼魚にも小さいながらハートマークがついています。
2枚目はテングカワハギ。サイケな色彩を纏い水中をワープするかの様にヒョコヒョコ移動するさまはまるで宇宙人。でも相当な恥ずかしがりやです。
最後はミナミハコフグの幼魚。こいつも奇抜なファッションです。おちょぼ口が何とも言えません。
阿嘉は人口が300人ほどしかいない小さな静かな島。観光客が大挙押し寄せるようなことには正直なって欲しくないというのが本音ですが、「きれいな海だけあればいい」という人には最高のデスティネーションです。興味がある方は是非行ってみてください。
我が家は今年も10月に訪問する予定です。
こちらでも阿嘉島を紹介しています → 腹黒薔薇耳旅団-お気に入り阿嘉島-
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