ペッパー事件簿その1(けが・病気)

      2015/06/06

カンガルーやエゾジカと間違えられる痩せっぽちで口がデカくて愛想のない犬、ペッパー。一見、げに恐ろしげな犬ですが、実際はナイーブ(馬鹿だけど)で気の弱い、心優しい犬です。そんなペッパーの日常の事件をつらつら書き連ねたページです。

ウィペット・ペッパーの怪我、病気

変な液体

ペッパーがやってきて間もないころのできごと。ふと目をやるとオチン○ンから変な液体が。黄色っぽい濁った液体、ありていに言えば膿です。飼い主も同性のため多少の知識がありますが、その場所から膿が出るということは淋しい病気? 前立腺炎? まだ未成年?なのに淋しい病気はあり得ないよなと思いつつ、病院へ直行。ドクターの見立ては「異常なし、それが仕様」。
前立腺や尿道が炎症を起こしているわけではなく、その構造上(詳細省略、お宅の愛犬のモノを観察してください)膿のようなものがたまってしまうようです。ジンジャーは黒い毛に覆われ気づきませんでしたが、ペッパーは毛がないので目立ったのかな。それにしても犬コロって不潔だよね、と改めて認識しました。

左頬の腫れ

2才を過ぎたあたりから、ペッパーの左頬(正確には上顎、目の後ろから耳の付け根当たり)が突然腫れ上がるという怪奇現象が発生。ひどい時は口を開けることすら嫌がり、食事をするのも欠伸をするのも難儀する始末。ドクターは「唾液腺が怪しいと思うが原因不明」との見解。対症療法で様子をみているとじきに腫れは引くのですが、しばらくすると再発してしまいます。

心配なので腫れがひどい時にメスを入れてもらったのですが、腫瘍などの病変は見つからず、細胞の病理学検査でも異常なし。結局、未だ原因不明のままです。

その後、長年の研究・観察により飼い主、あることに気づきました。この症状は牛のヒヅメなど硬いオヤツを与えたときに発症する傾向が見られまた、ペッパーは硬いものを咬むとき頭部左側面を下にして(床につけて)咬み続けることが多いのです。以上のことからオヤツに集中し過ぎの単なる顎の使い過ぎ、若しくはそれに伴う唾液腺の炎症ではないかと推論。現にヒヅメを与えなくなってからは発症していません。飼い主はこれを「ウィペットのヒヅメ執着症候群」と命名。学会に発表しました。(嘘)

謎の体調不良

これも2才ぐらい。始まりは確か季節の変わり目、少しずつ冬が近づいてきている頃。ペッパーの元気がなくなり食欲も急に落ちてきました。外に出せ、走らせろと煩かった犬が散歩の途中で歩くことをやめてしまいます。もちろんドクターに診てもらいましたが、原因は分からず抗生物質も効きません。体重は減少していき、ただでさえ細い体がガリガリに痩せてしまいとても正視できる状態ではありません。ペッパーはこれからどうなってしまうのだろうと頭を抱えました。

そんな時、詳しい経緯は忘れましたが、ステロイド剤を試してみようということに。正直、副作用の心配もありましたが藁をもすがる思いで薬を与えてみると、 Spring has come! 呪いの解けたカエルのように元気なペッパーに早変わり。それにしても恐ろしい効き目のステロイド。ポパイにホウレン草かマリオにスーパーキノコか、はたまた坂東英二にゆで卵か(いい加減にしろ)。ここにドーピング・ウィペットが誕生しました。

ペッパーが復活してくれて本当に嬉しかったのですが、元気になったらなったで気になるのが薬の副作用です。カラ元気のドーピング犬に不安を覚えた飼い主はドクターと相談のうえ早々に投薬を中止、様子を見ました。幸いにも症状が再発することはなくステロイドを与えなくても体調は維持されています。これでやっと一安心。よかったよかった。

それにしてもあの体調不良は何だったのか、そしてステロイド剤はかくも劇的に効いたのか、今もって分かりません。多分、自己免疫的な問題かと思われますが、今後も注意していく必要がありますね。

拾い食い

見るからに変な体型のペッパー。走ることそのためだけに創られたカラダ、ちょっと無理があるのでしょうか胃腸が弱い気がします。あの異常にくびれた腰部に消化器官が詰め込まれているのですからさもありなん。ウ○チがやたら臭いのもそのせいかもしれません。

そんなペッパーを近くの公園に連れて行ったところ、あざとく見つけたのが捨てられていた弁当ガラ。何を食べたのか確認できませんでしたが、ペッパー直後から酷い下痢に。病院に連れて行くとドクターに「捨てられていた残飯食べて下痢したなんて漫画みたいな話、ありそうでないよ」と笑われました。薬を処方してもらいましたが、その後もいかにもつらそうな粘膜状の下痢がしばらく続き、本人も糞尿お世話係の人間2人もとっても苦労しました。

一方で同じ物をそしてより多く食べたはずのジンジャーは全く問題なく、いたってバカ元気。エネルギー消費の多い犬の胃腸が虚弱なのに対し、ごろごろしてばかりですぐ太る犬がコモドドラゴンのような胃袋を持つというのは何という運命のいたずら。それともこれが神の摂理でしょうか。もっとも私もジンジャーのことをとやかく言えない胃袋の持ち主で、ハッブルの法則のように膨張しようとする我が身を見ると神を恨みたくなります。

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