ダイビングのススメ

      2015/06/22

水中世界へのちょっとしたTips

ダイビングに興味があるという方向けに海の中へと一歩進むためのメモを書いてみました。あくまで素人の個人的な見解です。初心者が実体験をベースに書き殴ったものですのでご理解ください。ダイビングのページを作ったもののネタがないため無理やり書いてます。

モルディブで見かけたタイマイの画像。一生懸命、捕食中

タイマイ捕食中(モルディブ)

ミナミハコフグの幼魚の画像、阿嘉でのダイビングで撮影。

ミナミハコフグ幼魚(慶良間諸島阿嘉島)

ダイビングって楽しい?

冒険心と知的好奇心を強く刺激する非日常体験。人間が立ち入れない別世界を垣間見させてくれるツールがダイビング。

空を飛んでいるかのような独特の浮遊感覚や写真に残したくなる癒しの水中景観。美しく懸命に生きる生物たち、時に自分でもアドレナリンの放出を感じる大物との遭遇。ダイビングは様々な魅力に溢れています。

とっつきづらいのが難点ですが、自分でやってっみて、また諸先輩方を見るにつけ、ダイビングは年をとっても楽しめる味のあるホビーであると感じます。

一度、シュノーケリングで海の中を覗いてみてください。感動したり好奇心を刺激されたら、ダイビングもきっと楽しいはずです。

ダイビングの注意点は?

ダイビングは魅力的なレジャーですが、いくつかの制約、注意すべき点があります。

知識・資格認定

特殊環境下での遊びです。安全に楽しむために一定の知識とちょっとした技能が必要となります。故にダイビング指導団体の認定を受けないと潜らせてもらえません。
認定を受ければ安全が確保されるわけではありません。ダイビングは安全なレジャーですが潜在的なリスクがあることを理解しましょう。ルールを守らなければ簡単に死ねます。

仰々しい装備

御存じのとおりゴムみたいな服を着て重たいタンクを背負って潜ります。それ以外にもいろんな器材を着け、あげく鉛のオモリまで持たされます。慣れるまでは準備するだけで疲労困憊。また、器材の管理もけっこう面倒です。

ショップ

日本の場合、どこでも好き勝手に潜れるわけではありません。認められたポイントでも個人がフリーで潜れるところはほとんどありません。インストラクターなりの資格を持つガイドと一緒に潜るのが原則。また、必ず必要となるエアタンクの手配も個人では困難です。このため多かれ少なかれダイビングショップのお世話にならないとダイビングができないのが日本の現実です。

コスト

ショップへのフィーやら器材代などお金がかかるのがこの遊びの最大の難点。高いと思うか安いと思うかは個人の判断ですが、イメージ的にはゴルフと同等、考え方によってはゴルフより高くつくかもしれません。でもキャバクラよりは安いです。

飲酒

ダイビング前にお酒は飲めません。キャバクラより健康的ですね。ただ私にとってはコストの次に痛いところ。また、そのほかにもダイビング後すぐに飛行機に乗ってはいけないとか様々な制約があったりします。

風まかせ

ダイビングはお天気次第、運次第。自然相手でハズレもあります。大物に出会えた時の感動はプライスレスですが、どんなにお金をかけても出ないときは出ません。

以上、ダイビングはちょっと面倒くさい遊びです。しかし、それを補って余りある魅力があります。やってみたいと思われる方は参考までに下記もお読みください。

アシカが口を開けている画像。メキシコ・ラパスでのダイビングにて

メキシコ・ラパスのアシカ

クマノミの幼魚。阿嘉で撮影

クマノミの幼魚(阿嘉島)

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ダイビング FAQ

体験ダイビングはやったほうがよい?

どちらでも。いきなり講習でも何の問題もなく、強いてやる必要はないと思います。むしろ、シュノーケリング、素潜りを経験しておいたほうが講習で役にたつと思います。

ただ、身体的問題で耳抜きができないとか、水中で異常な恐怖を感じるとかという例もまれにあるようです。不安解消のためにはやってみるのもよいかもしれません。

もしやるのであれば、当たり前ですが暗く寒い海でなくできるだけ明るく暖かい海をお勧めします。

指導団体はどこにする?

ダイビング最初の関門が指導団体の認定。つまりCカードを取得するための講習の受講です。実はこのCカードを発行するイビング指導団体、たくさんあったりします。全日とか国際とか新日あるいはノア、みちのくという具合に(ちょっと違う)。

指導団体に関しては、結論から言うとあまりこだわる必要はありません。お好きなところでどうぞ。ただ、海外で潜るときもCカードは必要ですので、あまりにマイナーなところは避けたほうがよいかも。メジャーなところはPADIとNAUIです。現状ではPADIが圧倒的なシェアでしょうか。個人的なイメージですがNAUIのほうがちょっと硬派な(通な?)感じがします。

団体によっては、同種のカードでもショップにより色が違っていたり(金ピカ?)しますが、個人的には意味不明です。カードの機能・効用は変わりませんし、講習の質がよいとも言い切れないと思います。この辺はキャバクラの方がよっぽど分かりやすいですね。「うちは××警察署から認定を受けた5スターキャバクラです」とかいうのができるかもしれませんが(そんなの行きたくないけど)。

Cカード講習はどこで受ける?

講習をどこで受けるか?答えは言わずもがなダイビングショップ。ですがどのようなタイプのショップで講習を受けるかが悩ましい問題です。

ダイビングショップはざっくりと都市(近所)にある都市型ショップとダイビングポイント周辺にある現地ショップとに分けられるようです。ではこの2つの違いはなんでしょう。現地ショップは所在地周辺のポイント限定でガイドなどのサービスの提供を行い、オーダーがあれば講習もするといった形態。一方、講習から始まり器材の購入、Cカード取得後のダイビングツアーまで一切合財、面倒を見てくれるのが都市型ショップですかね。大雑把ですが。

都市型ショップのメリット・デメリット

語弊があることは承知のうえで都市型ショップの特徴を一言でいえば「囲い込み」だと思います。器材選びからダイビングスポットの選定、往復の足から飲み会の会場まで。ダイビングに関しては全てお任せ。ゆりかごから墓場までお世話してもらえます。

ダイビングを指導してくれる人も潜る仲間も一緒。肩肘張らず気心の知れた人と休日を楽しめるのは素晴らしいことでしょう。面倒なことはすべてショップ任せですから気楽ですし、器材なんかもプロが選んでくれ安心です。

一方で逆を返せば、好きな時に好きな場所に行けなかったり人間関係を維持するため気をつかったり。また、器材選びはショップの言うがままなんてことがあるなど、デメリットも聞こえてきます。

現地ショップは

現地ショップを使う場合は、行きたい場所を決め、そのエリアの良さげなショップを選ぶという作業が必要です。また、毎回、見ず知らずの異なるメンバーと潜ることになります。自由度がある分、自分でも積極的に行動しなければなりません。当然といえば当然ですが。

どっちにする?

都市型ショップか現地ショップか。どちらがいいかはそれぞれ個人の判断です。ウェブ上に様々な情報がありますのでよく調べて、自分にあったお店を見つけてください。

ちなみに私は都市型ショップを避け、講習のみの参加が可能な器材量販店のプログラムを利用しました。ダイビングに濃い人間関係は求めていませんので。好きな時に好きな場所の潜りに行きたいので。

なお、私がCカードをとったMAUIは現在、講習は実施していません。しかし似たようなところはほかにもあります。m.i.cはツアー旅行も扱っていますね。

いっそ、暖かいリゾートでとるのも選択肢のひとつです。よく海外ツアーは手抜き講習が多いという話を聞きますが、手抜きは国内も一緒です。要は見きわめが肝心。沖縄の評判の良い現地ショップにお世話になるのも良いのでは。気に入ればそこがホームグラウンドになるかもしれません。

ショップ選びで大事なこと

いわずもがなですが、講習を受けるに当たって一番重要なのは講習の質。これは受けてみないとわからないのが現実です。しかし、自身の安全にも深く関わってくること。少なくとも指導者1人で何人の受講生を指導するのかは確認することをおすすめします。個人的な見解ですが、どんなに優秀なインストラクターでも1人きりで一度に指導できるのは3~4人程度だと思います。それ以上が無理とか危険とかいうつもりはありませんが、間違いなく潜在的リスクは高まるでしょう。

もう一つ、目先の金額に惑わされないように。キャンペーンと称してやたらと安い講習費をうたっているところもあるようです。でも、そのショップ、講習内容や指導体制は適正ですか。追加費用はありませんか。講習に際し器材の押し売りがあったりしませんか。
事前の調査は本当に重要です。巷では金儲け優先の悪徳ショップと言われているところが実際あります。十分気をつけてください。

いきつけのショップがなくて大丈夫?

全く問題ありません。いきなり現地ショップでCカードを取得してもOKです。またCカードを取得したショップに通い続ける必要もありません。どこの現地ショップに行っても経験本数やスキルに合わせて丁寧にガイドしてくれるでしょう。それが仕事ですから。

初心者へのケアを売りにしているショップはいくらでもあります。わからないことは聞く、不安なことは伝えるという当たり前のコミュニケーションができる人であればどこに行っても何の問題もありません。何より現地ショップはそのポイントに精通しています。ガイディングでも安全面でも有利なはずですよね。

そうはいってもショップの雰囲気は行ってみないと分かりません。極まれに常連がやけに幅を利かせて一見さんの肩身が狭いといった店があるのも事実です。でも、これはまた別の問題です。気に入らなければ二度と行かなければいいわけですし。

器材はどうする?

器材選び、器材の購入についても無問題。量販店に行けば親身に相談に乗ってくれます。店員さんは皆さんダイビング経験者で適確なアドバイスがあるかと思います。まれに頼りない若しくは「売らんかな」という姿勢の人がいますが複数の人に聞けば大丈夫です。

ただ、安いからといっていきなり通販でそろえるのはやめましょう。初心者のうちは実物を見て、つけてみて、説明を聞いてから買ったほうがよいと思います。

コブダイの画像。佐渡で有名な「弁慶」です

コブダイ 佐渡の「弁慶」

マンジュウヒトデにいたエビ。沖縄県本部で撮影

ヒトデにいたエビ(沖縄本部)

講習はいつ受けるべき?

海洋実習がありますので、海況がよい季節に受けましょう。ただ、ダイビングを始める前はいつ頃の海がベストなのか意外と知らないものです。海は陸上の気候とイコールではありません。水温、透明度、波(風向き)、潮流など様々なファクターによりダイビングの快適度は変わってきますので、事前に情報収集をしてください。

また、考慮しておくべきは講習後のことです。できれば講習終了後、あまり間をおかずに潜りにいくことが大切です。シーズン終了間際にCカードを取得したものの次のダイビングは翌年なんてことになると学習効果はすべてなくなってしましいますね。もちろん、装備さえ整えれば一年中ダイビングは可能ですが。

ちなみに、伊豆では9月ぐらいがベストだと思います。10月でもウエットで十分潜れます。11月になるとウエットに加え気合いが必要になってきます。沖縄は2月、3月以外は何とかなるかな?ストレス少ないのは台風のリスクは別として、6月下旬~11月上旬です。冬は北風吹いて荒れることが多くなります。

マイ器材は必要?

今後続けるか迷っている人は別として、ダイビングをやっていく気があればマイ器材はあったほうがよいでしょう。メーカーやモデルの違いにより器材の使用方法も微妙に異なります。このため初心者はレンタルよりマイ器材のほうがスキル習熟が早いはずです。また、体にフィットした器材を使うことで不要なストレスを軽減できます。金額的に躊躇しますが、器材の扱いに慣れるという点、安心感という点でメリットがあると思いますので検討してみてください。私はオープンウォーター認定後、すぐに買いました(もちろん量販店で)。

ただし、マイ器材を買ってしまうとダイビングに行けなくなるといった状況でしたら、器材よりダイビングを優先したほうがよいでしょう。何事も経験に勝るものはありませんから。

カードのランクアップは必要?

スキルアップのために講習を受講することはとてもいいことです。やる気があれば積極的にトライすればよろしいかと思います。しかし、純粋にダイビングを楽しむうえでランクアップは義務ではありません。必要性を感じなければ受講する必要は一切ありません。一般論ですが、講習にお金をかけるより、たくさん潜って経験を積んだ方が上達は早いと思います。

なお、海外に行こうと思っている方はアドバンスを取得しておくことをお勧めします。モルディブなどオープンウォーターでは水中活動が著しく制限されるエリアがありますので。また、国内と違いナイトロックスが当たり前というエリアもあります。そういった所に出かけることも考えナイトロックス講習を受けておいて損はないかもしれません。いろいろ調べて必要なスキルアップを図ってください。

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