犬が西向きゃ尾は猫じゃらし

ダックス・ウィペットの老犬兄弟とシンガプーラ

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突然の痙攣、てんかん発作がペッパーを襲う

      2015/08/25

寝たきりウィペット ペッパー てんかん発作

15日、土曜日の午後1時を回った頃。妻の大声が唐突に響きリビングに急ぐ。

部屋の中央、褥瘡防止のマットの上でペッパーは横たわっている。だが、明らかにいつもと様子が異なる。

四肢を突っ張り震えている。あらゆる筋肉に緊張が走り、ビクビクと不規則な痙攣がペッパーの全身を支配している。

瞼は強烈な力で引っ張られるかのように見開いているが視線は定まらない。首をもたげたかと思うと囗から泡をふいた。

ひと目でてんかん発作だと分かった。遂に来たかと思った。

ペッパーの病状の進行過程に鑑み、きっと脳内で何か障害が起こっているものと想像していた。それが脳梗塞なのか腫瘍なのか皆目分からないが、もしそうだとしたら、いずれてんかん発作に襲われるのだろうと漠然と考えていた。

ペッパーの発作は2分ほど続いた。目の前でペッパーは痙攣している。こうした事態を想像していたくせに自分は何もできない。

どうしたらいいのか分からないので、少しうろたえていた妻に獣医に電話するよう頼む。だが、獣医は捉まらず、後で電話を貰うことになった。

そうこうしているうちに発作は収まった。しかし、安心できない。
痙攣は落ち着いたが、ペッパーの息は荒いまま。胸に手を当てると鼓動は酷く弱々しい。

妻は「ペッパーが死んでしまう」と声を震わせる。自分は意味もなく「大丈夫」と言うだけだ。

やがて15分ほど経つと、ペッパーはようやく落ち着きを取り戻した。午後の診療時間を待って、獣医に連れていった。

以上、はじめて経験した愛犬のてんかん発作の顛末。

土曜日の午後に起こった出来事は我々を大きな不安と混乱に陥れた。そして、考えたくない現実を無理やり突きつけてきた。

この出来事に遭遇したことで、なにか希望とか楽観といったものがすっかり萎んでしまった気がする。何もできない自分が悲しい。

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