今日はぺッパーの誕生日。15才になった。
ずいぶんと老け込んでしまい、けっして元気とはいえない状態だが、こうして節目の日を平穏に迎えられること、飼い主として感無量に思う。
もう14年半も一緒に暮らしている。いろいろあった。
目を閉じればすぐに、鞭のごとく体をしならせて疾走する姿が見える。
でも、思い浮かぶのは、しなやかに躍動するウィペットだけではない。小さいころは気が弱く病気がちだった。
季節の変わり目には体調を崩し寝たきりになることもあった。若いうちから腎機能の低下を指摘された。
そんなことを考えると、よくここまで頑張ったなと思う。15年が長いのか短いのか分からないけど、ペッパーは偉い。今日も自分の力で餌を食べた。
ペッパーは若い頃、夢を見て足をばたつかせていた。
砂浜を思い切り駆け抜ける夢はもう叶うことはない。だけど、今のままでいいから、少しでも長く安らかに過ごしてほしい。
願うのはそれだけ。
コメント