犬が西向きゃ尾は猫じゃらし

ダックス・ウィペットの老犬兄弟とシンガプーラ

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てんかん発作の後にやったこと

      2015/08/25

ウイペットのペッパー 寝たきり

15日、痙攣が収まった後、午後の診察時間の再開に合わせペッパーを獣医につれていく。

やはり、てんかん発作という診断。

発作を抑えるには抗てんかん薬を投与することになる。ただし、てんかんの薬は腎臓への負担が大きい。薬の投与は今後の状態を見てから判断しようということになった。

獣医の見解では、週に1度程度の発作なら薬は使わないほうが良い。発作の頻度が高まるようであれば犬の身体への負担を考慮しながら投与を考えるとのこと。

正確かどうかは分からないが、獣医は抗てんかん薬を麻酔薬のようなものだと説明した。ペッパーの全身を痙攣させるあの激烈な脳の過剰放電を押さえ込むのだから、脳の活動を強く制限する麻酔のようなものだと容易に想像はできる。

ペッパーは過去に麻酔で体調を崩すことが何度かあったので、できれば余計な負担はかけたくない。獣医の言うとおり、抗てんかん薬の投与は見送る。

ただ、てんかん発作が収まってからずっと落ち着かず鳴き続けているので、トランキライザー(精神安定剤)の注射を打ってもらった。お蔭で、帰宅してからは大人しく寝た。

翌日曜日、ペッパーは落ち着いている。餌も水も自力で摂取できた。とりあえずほっと一安心する。

ペッパーのてんかん発作に遭遇してから迷っていたことがあったが、この日覚悟を決め、楽天で買い物をする。

買ったのは段ボール製のペット用棺とおくるみ、5寸の骨壺など。

とても悲しいことだけど、きたるべき別れの時に慌てたり後悔したりしないように購入を決めた。

ペッパーは今、永遠へと繋がるブラックホールへ吸い込まれようとしている。これは生きとしゆけるもの全てが抗うことのできない運命。でも自分は今まで極力考えないようにしてきた。

しかしペッパーの痙攣に震える手足と見開かれた瞳は、目を逸らしたい事実を否応にも自覚させた。いつか来る長いお別れへと少しずつ進んでいく。

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