犬が西向きゃ尾は猫じゃらし

ダックス・ウィペットの老犬兄弟とシンガプーラ

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老犬ホームを視察

      2015/08/25

ダックスフント、ウィペット、シンガプーラ

仲良し?3匹

先週末、都内にある老犬ホームに視察に行った。

介護が必要になったウィペットのペッパーを施設に入れるためではない。
ペッパーは自宅でしっかりと面倒を看ていく。体が続く限りは。

老犬と一緒に暮らしている方から、薄情で無茶な飼い主と強く叱責されるだろうが、非難を承知の上で書く。

老犬ホームに伺った理由は、介護が必要なペッパーを数日ほど預かって貰えないか相談するためと、当該老犬ホームの状況をこの目で確認するため。

ペッパーが体調を崩す前、3月ぐらいに今年の夏休みの計画を練った。これまでは、事前に何とか調整して連続5日間の夏休を取得し、犬と一緒にキャンピングカーでキャラバンに行くか、犬を獣医に預け海外に行くかのどちらか。

いろいろ検討した結果、今年のGWはオランダに行くことになっていたので海外は却下。老犬2匹のことを考え、GWを最後に当面、海外には行かないことに決めた。

ただ、当時はまだペッパーも介護が必要な状況でなかったので、海の日連休と絡めて延べ10日間の夏休みを取得することにし、前半は2匹を獣医に預け、人間だけで毎年行っている沖縄は座間味村阿嘉島に行く。後半は犬と一緒に高原に避暑キャンプという欲張りな予定を立てた。

元々、阿嘉島は2頭の犬を連れて訪れていた場所。毎年欠かさず暑さ和らぐ時期に一緒に出掛けていた。ただ、高齢犬を2時間半かかる沖縄行きの飛行機に乗せるのは危険を伴う。犬連れはもう無理。

このため、今年の阿嘉は人間だけで行くことにした。海外に出かけ丸々10日間も獣医に預けるのは心配だが、5日程度であれば、慣れた獣医なので安心して預けれれるだろうと当時は判断した。

ところが、ゴールデンウィークの海外旅行から戻り獣医にペッパーを迎えに行くと、ペッパーの状態は一変していた。

褥瘡(床ずれ)ができ、まともに立ち上がれない。

すでに飛行機やら宿やら夏休みの手配を済ました後。夫婦で悩んだ。介護が必要な状況でまた獣医に預ける気がしない。まして他のペットホテルにもお願いできない。悩むまでもなく、夏休みはキャンセルせざるを得ないと思った。

そんなときにウェブで短期の預かりも可能な老犬ホームを見つける。
電話連絡しペッパーの状況を詳しく話したところ、預かることも可能との返事。

そんな訳で日曜日に老犬ホームを訪問し施設の状況を確認するとともにより詳細な相談をしてきた次第。

その老犬ホームは御夫婦が中心になり運営されている。実際に完全に寝たきりの犬や認知症の症状が出ている犬が収容、介護されている様子を拝見した。また、ペッパーが入るであろうスペースも確認できた。

御夫婦は誠実そうでペットのことをよく理解され、もちろん介護も慣れている。

結論から言うと、我々夫婦2人は、安心して預けれると判断した。

介護が必要な犬を預けて遊びに行くなんて非道な飼い主だと誹りを受けそうだが、ペッパーは介助が必要なだけで、生命の危険があるような状況ではない。この老犬ホームなら大丈夫そうだ。ペッパーには申し訳ないが、少しの間、飼い主の我がままを許して欲しい。

初めて老犬ホームを訪れて、様々なことを感じ、考えさせられた。

ペッパーを預けることへの強い罪悪感と同時に、ペットを看取ることの厳しさと困難。

私は老犬介護の縁に立ったばかりだが、介護の大変さを少しずつ実感してきている。そして、頑張ったが老犬の面倒を看きれず、断腸の思いで老犬ホームにすがる飼い主の思いも理解できる。それは決して非難できるものではない。

老犬とって何が一番幸せなのか、単純に答えは出せない。

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