鹿児島の仙厳園に猫好き必見のスポットがあった
先日、鹿児島に遊びに行ってきた。
主たる目的は、5月下旬から6月上旬にかけて見頃を迎える「ミヤマキリシマ」を鑑賞するための登山。
現在も激しく火山活動している新燃岳の隣の高千穂峰という山に登り、荒涼とした火山の山肌に咲くピンクの絨毯に感動した。
戦場に行き神になった猫たち
話は変わるけど、登山の合間で訪れた仙巌園で猫好きな人が喜びそうなものを見つけた。
仙巌園というのは、薩摩藩主島津氏の別邸で、桜島と錦江湾を借景にした美しい庭と藩主が住んだ御殿が残されている。
この有名な観光名所を歩いていたら、「猫神神社」というお社を発見。
小さな祠があるだけのこじんまりした神社だけど、由来を読むと、遠く秀吉の朝鮮出兵まで遡る由緒正しき神社のようだ。
猫の目で時刻を測った
なんでも、出兵に当たり島津軍は7匹の猫を同行させた。猫を連れていったのは、猫の瞳孔の大きさで時刻を判断するため。朝鮮に渡った7匹の猫のうち2匹が薩摩へ戻ることができたそうだ。
こうした猫たちを弔うため、この猫神社(猫神)ができたようで、毎年6月10日には、猫たちの供養祭と愛猫家のための猫の長寿祈願が行われている。
私も猫と一緒に暮らす者として、我が家のフィグが元気で長生きできるようお参りさせてもらった。
祈念!フィグの健康長寿
神社のすぐ隣には、お土産物屋さんがあり、猫グッズがいろいろ売っていた。
せっかくなので、猫神社にたくさん奉納されていたかわいいネコ絵馬と、ネコてぬぐいを購入した。
猫を飼われている方で、鹿児島に行く予定があったら、猫神様に足を伸ばしてみては?
うちのフィグも今のまま元気で長生きしてくれると嬉しいな。
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