犬が西向きゃ尾は猫じゃらし

ダックス・ウィペットの老犬兄弟とシンガプーラ

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淋しい鳴き声

      2015/08/25

窓際で日向ぼっこするウィペットのペッパー

陽の当たる窓際が好き

体が少し不自由になってから夜に吠えるようになったウィペットのペッパー。

悲しい鳴き声が響けば、深夜でも2階の寝室から1階のリビングへ降りてペッパーの様子をみる。

介助して立たせてあげると、水を飲んだりオシッコをしたり。またすぐに寝てしまう。そんな繰り返しがひどい時には1時間に1回。何度も起こされて人間も少し辛い。

腎臓の機能が落ちてからというもの、オシッコの量が増えた。でも、ここまで頻繁ではなかった。1時間もオシッコを我慢できなくなってしまったのか。

ただ、よく観察すると1回あたりの量はそれほど多くない。腎臓の問題と言うよりは、痴呆だろうか。

先週には獣医に夜鳴き等を押さえる精神安定剤的な薬を処方してもらい投与したが、あまり効果がなかった。ペッパーがさびしく吠えるのは何故か、どうしてあげればいいのか、悩んでしまう。

そんな時、面白い出来事があった。

先週の金曜日の夜、どうせ何度も起こされるなら1階で寝てしまえとペッパーのすぐ横のソファーで眠ることにした。酒も飲んでいたのですぐに寝入ってしまった。

そして、誰に起こされるでなく自然に目が覚めた。朝だった。ペッパーは吠えなかった。

次の土曜日も同じようにソファーで寝てみた。やっぱりペッパーは静かだった。

ひとつの推論。

ペッパーはオシッコしたいとか水が飲みたいとかで吠えていたのではないかもしれない。

もしかしたら、淋しくて、不安で鳴いていたのかもしれない。

人間が傍にいたら安心でき熟睡できたのかもしれない。

安定剤を飲んでも鳴きやまなかった犬が、人間が傍にいるだけで大人しくしている。

もしかしたら、こうした状態がすでに痴呆症状の現れなのか。人がいないと幻覚でも見えるのだろうか。

違う。ペッパーはボケていない。

痴呆じゃない。

自由にならないおのが手足の現実を安定剤でも緩まないまともな脳で受けとめている。そして闇の中で一人不安に苛まれている。

そんな思いが湧く。薬の投与はやめた。

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