キャンピングカーのトラブル

20120102-028-1 キャンピングカー
キャンピングカーデイブレイクのステッカーが剥がれた

おでこの剥がれ

デイブレイク号で遭遇した不具合・故障

様々な装備を詰め込んで全国を走り回る我が家のキャンピングカー。長く使っていると大なり小なり故障や不具合に遭遇します。
旅先で突然トラブルに見舞われイライラすることもありますが、キャンピングカーに故障はつきもの。トンカツにキャベツ、刺身にツマ、頼まなくても付いてきます。あきらめの境地で冷静に対処しましょう。
ここでは、現在乗っているデイブレイク号で発生したトラブルについてご紹介します。

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→ 前車クレソンで発生したトラブル

内装関係のトラブル

FFヒーターの不調

キャンピングカー FFヒーター ダクトはずれ 修理

ダクトが外れてます


どうもFFヒーターの調子が悪い。温風の出が悪いというか、充分温まっていないのにすぐに弱風になってしまいます。そんな症状が2年目の冬に発生しました。
直感的にはサーモあたりが怪しいかなという印象。しかし、火(ガソリン)を扱う機械ですし自分で直すには一抹の不安があります。面倒くさいことになったと正直思いました。
とりあえず、どんな状態か確認してみることに。うちのFFヒーターは冷蔵庫の下のアクセスしづらい位置。少し手間ですが冷蔵庫の下の板を外して覗いてみました。
FFヒーター見てみると、原因はすぐに判明。何のことはない、熱風を外に送り出す配管がずれてました。
これにより熱風がFFヒーター周辺に漏れだし、熱がこもるいわゆるショートサーキット状態になったため十分な温風が出なかったようです。
厚紙でできた配管を直し、また外れないようにアルミテープで補強して一件落着と相成りました。

給水タンクの水漏れ

ある日、デイブレイクに乗ってみると、エントランスが濡れている。住宅にしろキャンピングカーにしろ、最も気が滅入る「雨漏り・水漏れ」ネタの発生です。
最初はエントランスドアから雨水の侵入を疑いました。しかし、最近、雨は降っておらず不自然。その時はすぐに原因を特定できませんでした。
何日かすると、また水が溜まっています。今度は以前よりもビチョビチョ。原因究明のため調べてみると、エントランスの上、冷蔵庫の下のFFヒーターが収まっている部分も湿っているのが確認できました。
うちでは、運転席を下に傾斜した状態で駐車していますので、キッチン側から漏れたものが傾斜を伝ってエントランスに溜まった模様です。
さらに調べると、冷蔵庫からは漏れた形跡なし。怪しいのは給水タンクです。
タンクが格納されている部分を覗いてみるとビンゴ。漏れはほんの少量、滲みだしているといった感じですがタンクの周りが濡れています。とても立派なオールステンレスの給水タンクが犯人でした。
ゴムシートとコーキングでしっかり塞がれた管理用の蓋を開け中を見てみました。タンクはステンの一枚板を折り曲げたものに側板を左右それぞれ溶接した構造。作りは非常にしっかりしていてどこから漏れているのか皆目検討つきません。ただ、もし漏れているとすれば、溶接部分しかないでしょう。

タンクに潜ってコーキング

渡辺社長に電話で相談したところ、希ではあるが、溶接部分に小さなホールが生じ水漏れするケースがあるとのこと。試しに水槽用のシーリング材でコーキングしてみてくれとのことでした。
早速、水を抜きコーキング。狭くて暗くて作業性非常に悪いのですが、まったく見栄えを気にしないやっつけ仕事。どうせ飲用には使っていないのでいいやと怪しいところは全てたっぷりと塗っておきました。
よく乾かしたあとアク抜きもかねて満水状態のまま暫く放置しましたが水漏れはなし。修理は上手くいったようです。蓋にもコーキングを打ち、ゴムシートとともにボルト止めして終了です。

温水装置からの吹き出し

温水装置水漏れコック閉め忘れ

このコックを閉め忘れ


冬、北へ向け東北道をひた走っていたときのこと。寒いのでお湯があった方が良かろうとエンジンのラジエターの熱を利用しメインタンクの水を温める温水装置のスイッチをオン。
その後、休憩のためSAで停車しダイネットを覗いてみてビックリ。あたり一面水浸し、大洪水です。
温水装置につけられている空気抜きの弁からお湯が噴出していました。
気づいたときはすでに遅しで、タンクはほとんど空。およそも40リットルの水を車内にぶちまけるという大惨事です。
原因は温水装置の空気抜き弁を開いたままで稼働させた私の単純ミス。普段使わない装備を使用するときはよくよく注意しましょう。故障ではありませんが、えらい目にあいました。

電装関係のトラブル

走行充電のヒューズ切れ

キャンピングカーデイブレイクの配電盤 走行充電用バイメタルヒューズが切れる

赤丸が走行充電用バイメタルヒューズ

キャンピングカーデイブレイク走行充電コントローラの入れ替え

バイメタルを撤去し走行充電コントローラを設置

納車されて数か月後の北海道旅行で事件発生。クッチャロ湖のキャンプ場で目を覚ますと完全放電を防止する保護回路が働きサブバッテリーから電力が供給されません。前日は照明と冷蔵庫ぐらいしか使っていませんので、いきなりそんな低電圧になるなんてちょっとおかしい。
幸いメインバッテリーは異常なしのようです。走行充電すればよいと次の目的地に向かいました。しかしなかなかサブが回復しません。
これは走行充電システムがやられたと思い渡辺社長にTEL。社長からはヒューズが怪しいとのご指摘。
さっそくホームセンターでテスターを購入し調べたところ、渡辺社長の読みどおりオルタネーターとサブの間に入っているヒューズが逝かれていました。
どうやら数日前から走行充電されていなかったようです。
取り敢えず、応急処置としてヒューズを外しオルタネーターとサブを直結。これで走行充電されるようになりました。
この壊れたヒューズ、サーモスタットとかでおなじみのバイメタル式。過電流が流れ一定以上の温度になると回路を切断。しばらくして温度が下がれば自動で復帰するヒューズ交換のいらないある意味優れもの。
しかしパーツの信用性にイマイチ問題があるようで、社長曰く、過去にも同様の事例があり、走行充電のシステム自体の見直しを考えているとのことでした。
後日、我がデイブレイクも新採用の走行充電システムに入れ替えてくれるとのことでドッグ入り。帰ってくるとPowerTite(未来社)の充電器がついてました。もちろんその後はノートラブルです。

その他のトラブル

おでこのカッティングシート

我がキャンピングカーのシンボル、車両正面バンク部のdaybreakのステッカーに剥がれが発生。野ざらしのせいでしょうか、納車から1年半を過ぎた当たりから「aybre」の部分が汚くむけちゃいました。
とっても目立つし、みっともないのでマックレーに連絡。すぐに新しいものが送られてきました。
早速、自分で貼り換えです。中心とか適当ですが、水平はしっかり合わせ、それなりに美しく貼ることができました。
何の自慢にもなりませんが、キャンピングカーに乗っていると、ステッカーとかカッティングシートを貼るのが上手くなりますね。
大切なのは貼る面をシリコンオフなどでよく脱脂すること。また、カッティングシートは水貼り(貼る面に界面活性剤を少量入れた水を霧吹きし十分湿らせる)すると失敗が減らせます。
なお、貼りつけの際には空気を抜き密着させるヘラ(スキージー)があると便利。ジョイフル本田とかで300円ぐらいで売ってます。

コメント

  1. レオじじい より:

    お久し振りですね。
    復活、気が付きませんでした。
    新しいサイト写真も綺麗で見やすいですね。
    新しい車でもそれなりに故障はあるんですね、自分で修理したり原因を調べることが出来ないと毎回ビルダーに持ち込まなければいけないので、キャンカーの維持にはそれなりに覚悟入りますね。
    オランダの旅、素敵ですね、列車の写真が綺麗で。
    ヨーロッパは何処でもLRTが有りますが、写真のモノはレトロですねー。
    ところで、オランダの見所は何処なんでしょうか?
    現在、顧客クレーム(商品の不具合)で四名の社員を10日間程オランダへ出張させていますが、報告では、順調に進んでいて、過ごしやすいと言ってきてましたが(^_^)

    • たらば かつ男 気梨桂 より:

      レオじじい 様
      ご無沙汰しております
      未完成な部分が多く見切り発車であはありますが、ブログ再開しました
      今後もよろしくお願いします
      私の運が悪いのか?キャンカーは少々手がかかりますね。ビルダーが遠いのでちょっと大変です。
      オランダですが、なかなかいい国でした。ヨーロッパらしい成熟し安定した社会であるのはもちろんのこと、笑顔の絶えないホスピタリティに富んだ国という印象を受けました。
      見ものとしては、キューケンホフのチューリップ、キンデルダイクに代表される風車、それとフェルメールやレンブラント、ゴッホなどの芸術作品でしょうか。
      妻と一緒だったので行きませんでしたが、「飾り窓」なんてのも有名ですね。
      ちょっと残念だったのが食事です。元々外食文化がなく、オランダらしい食事というのが余りありません。ステーキとかハンバーガーとかポテトフライのようなものばかり。決して不味くはありませんが、感動もありませんでした。食事に関しては隣国ベルギーのほうが数段上です。