スケジュール遅延と馬鹿ナビでアンダルシア灼熱の夫婦喧嘩

旅の記憶
スペイン、アンダルシアのロンダのヌエボ橋

崖の町ロンダを象徴するヌエボ橋と宿泊したパラドールロンダ

やっとスペイン到着も大誤算

夏休み日記第2段。
アンダルシア、コスタ・デル・ソルの中心都市マラガには定刻の12:O5頃到着。
ここまでは順調だったけど、あずけた荷物がなかなか出てこない。
これまで4回ほど口スト・バゲージを経験している強運の持ち主だけに、「ターキッシュよお前もか」と
ワナワナしはじめた頃、最後のさいごに我がスーツケースがおでましになる。
ここまで、パスポートコントロールを抜けて荷物を受けとるまでに40分。
次はレンタカー。
「100m先のミニバス乗り場で待て」というだけのヒントを頼りに、なんとかそれらしい場所を見つけて待つこと約20分。
不安が高まるなかやっと送迎バスが来たけど、同じように待っていた人がたくさんいてバスに乗りきれない。
どうにかバスにもぐり込んでレンタカー屋に着いたら今度は受け付け待ちの行列がすざましい。
外は40℃。エアコンの効きが悪いプレハブの事務室で並ぶこと1時間、やっとこの旅の相棒フィアットにご対面。マラガを出発できたのは、15時を大きく回っていた。
旅人は初っぱなからアンダルシアの熱い洗礼を受けたけど、この日のメインイベントは実はここから。
Sygicというスマホのナビアプリが素晴らしいらしいので、今回はガーミンは持参せず、Sygicだけで旅することにした。
スマホを固定するものも特に用意しなかったので、妻がスマホを見ながらナビゲートするというスタイル。
これが上手くいかない。
Sygicは市街地だとコロコロとルート変更するようで妻のナビゲートは要領を得ない。ランアバウトも少し複雑だとどこを出ていいのか分からない。
慣れない右側通行ということもありお互いイライラマックス。
情熱のアンダルシア、赤いフィアットの車内で激しく感情がぶつかる。

ロンダで食べたイベリコ豚の脚

ロンダのレストランで食べたウエルバ産イベリコ豚


行動開始時間の大幅な遅れで、予定していたアクティビティを諦めざるを得ず、予約金23ユーロを無駄にするなどちょっと残念な旅のスタート。
旅先でケンカしていてもしょうがない。この日の宿泊地ロンダで、ウエルバ産イベリコ豚の生ハムを肴にロンダ産ワインをあおり仲直りする。
ウエルバ産イベリコ豚の生ハム

塩気と脂身が最高のイベリコ豚生ハム


それにしてもスペインの夜は長い。
夕げの後半は日本からの移動の疲れもあり意識が朦朧としてきた。
今日は早く寝て、明日はジブラルタルを目指そう。

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