ベトナム交通事情 ~正しい道路の渡り方~

      2017/01/05

ベトナム ホイアンの日本橋(来遠橋) 夜 ライトアップ

ホイアンの日本橋(来遠橋)

年末年始に行ってきたベトナムの交通事情などをご紹介します。

ご存知のとおりベトナムは超バイク社会。テレビで見たことはありましたが実際、その圧倒的な量には驚かされました。

ちなみに、バイクの殆どが日本ブランド。ホンダが圧倒的な強さでトップシェアを握っています。
なんとべトナムではオートバイのことを「HONDA」と言うそうです。つまり、ヤマハのバイクに乗るということは「YAMAHAのHONDAに乗る」となります。(本当か?)

自動車もほぼ9割方が日本車。それもトヨタ車が圧倒的に多いです。

ベトナム、ホイアンで見かけたトラック FUSINブランド

不審?なトラック

街中のありとあらゆるところに日本車が溢れていて日本人としては少し嬉しくもあります。しかし、交通ルールは日本とは全く異質。いや異なるというよりは、ルールなんて無いに等しい。まさに「カオス」というのがぴったりの恐ろしい世界。

大都市の道路では数えきれないバイクが道路を占拠し、クラクションを鳴らしながら無秩序に疾走しています。信号や横断歩道は殆どないばかりか、「歩行者優先」なんて概念は微塵もなし。歩行者が道路を横断するには、自ら「濁流」の中へ意を決して飛び込み、渡りきらなければなりません。

私も最初は非常に戸惑いビビりましたが、何度か挑戦するうちに慣れてコツを掴みました。以下、5つのポイントにまとめてみましたので参考にしてください。

オートバイであふれるベトナム、ホーチミンの交差点 バイクがいっぱい

交差点はカオス

1 ビビらない

余りの交通量の多さに戸惑い最初はなかなか横断するきっかけが掴めないもの。交通が途切れるまで少し待とうと思うかもしれません。しかし、それではベトナムの街歩きは不可能。バイクはワラワラと尽きることなく湧いてきますし、歩行者に気を使ってくれる人はだれもいません。

主たる敵がバイク軍団であればビビる必要はありません。意を決して第一歩を踏み出しましょう。バイクの目の前に飛び出さない限り、通常はバイク側がうまく避けてくれます。

スポンサーリンク

2 目を逸らさない

日本とは違い右側通行ですので、まずは左側を睨みつけ「オラオラ渡るぞ、ぶつかるんじゃねえぞ」と強い意思表示をしつつ渡りましょう。
派手にクラクションを鳴らされますが、決して怯んではいけません。クラクションは自分に気づいてくれた証拠ぐらいに捉えバイク軍団から目を逸らさずに前に進みましょう。

言うまでもありませんが、センターラインを越えると敵は逆サイドから襲来します。今度はしっかり右側を見つめて横断です。私が間抜けなだけですが、左側ばかりを気にしすぎていて突然背後から来たバイクにビビったことがありました。右側通行に慣れていないせいしれません。

ベトナム、ホーチミン(サイゴン)で見かけたガスボンベを満載したオートバイ

見切れてますがガスボンベをいくつも積んでます

3 信号はあてにしない

信号がある交差点では、それなりに信号は守られています。しかし、青信号だからと気を抜いて横断するのは危険。信号無視するバイクは結構いますし、赤に変わってもまだ大丈夫と突っ込んでくるバイクや、青に変わる前にフライングするバイクも多いです。

また、右折車は信号に関わらず交差点に進入してきます。「青だから」と油断していると怖い目に会いますので注意が必要です。

4 絶対に引かない

一歩を踏み出したら必ず渡りきること。途中で恐れをなして戻ろうとしたり、バイクを避けようとして後ずさりすると却って危険です。

基本的にバイク側がこちらの動きを予測して回避してくれます。しかし、彼らの頭の中には歩行者が急に後戻りするとうい想定がありません。このため、急にバックすると背後をすり抜けようとしたバイクにぶつかる可能性が高くなります。

その場に立ち止まる分には問題ありませんが、急な方向転換はやめましょう。

5 自動車、特に路線バスには刃向わない

バイクは向こうから避けてくれますが、クルマはそうはいきません。当たり前ですが自動車がスピードを上げて走っている道路では、上記の「ビビるな進め」作戦では轢かれるかもしれません。

それと公共の路線バスには気を付けてください。社会主義国家ベトナムにおいて公共路線バスは「お上」。怖いもの知らず、傍若無人の暴れっぷりですので刃向うのはやめましょう。

ちなみに路線バスのウインカーはパトカーのサイレンのような大きな音を出します。バスが多いとクラクションとサイレンで異様に喧しく閉口します。

ベトナム、ホーチミンで見かけた風船を満載したバイク

こちらは風船売りバイク 前が見えているのか?

日本の常識からするとベトナムの交通事情は混沌を極め、実際に交通事故はとても多いようです。ただ、混乱している分だけスピードも出せず、慣れれば意外とスムーズに行動できるようになります。

油断大敵ですが、是非、街を歩いてベトナムのカオスに触れてみてください。4人乗りのスーパーカブ、股の間に玉子やビールを山積みにして走るスクーター。エネルギッシュなアジアのパワーが伝わってきます。

関連コンテンツ

 - 旅の記憶

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

おすすめ記事