16歳と7か月になったダックスフントのジンジャー。
血液検査の結果、肝機能が低下しているとのことで、2か月ほど前から服薬している。
検査数値は悪いとはいえ、ただちに命に関わるといった状況でなく、ある意味年相応でやむを得ないとも言えなくない。与えている薬は、粉末のビタミン剤とウルソ錠であり、積極的治療というよりは、現状維持、これ以上悪くならないようにといった感じである。
獣医に預けたら悪いとこ発見
先月の終わり、所用で獣医に預かってもらったところ、またジンジャーの悪いところが見つかった。
獣医曰く、ジンジャーのお腹の張りが気になって、預かっている間にレントゲンを撮ったとのこと。もしかしたたら、獣医は腸の異常や肝機能低下による腹水とかを心配したのかもしれない。
確かにジンジャーのお腹はプリプリとしている。でも、これは今に始まった話ではなくずっと前からだけど・・・
レントゲンを診ても、ジンジャーの膨れたお腹に異常は発見されなかった。しかし、別の場所に疾患があることが分かった。
ジンジャーは心肥大になっていた。
咳がひどいわけでも鼾をかくわけでもないが、立派な心肥大のようだ。そういえば、最近は鼻が詰まったかのようにブーブーと大きく鼻を鳴らすことがあったが、これも心肥大による呼吸障害なのだろうか。
これからは降圧剤も服用
結局、ジンジャーには降圧剤(ACE阻害剤)が処方された。死んだペッパーが腎臓への負担を下げるために飲み続けていたものと同じだ。
獣医の口ぶりでは、それほど深刻な状況ではなさそうだ。もっとも、深刻だからといって外科的手術ができる状況ではない。
いずれにせよ降圧剤で心臓への負担を減らし様子を見ていくしかないのだろう。
というわけで、ジンジャーは1日に4種類の薬を飲まなくてはならなくなった。人も犬も年をとると大変だ。
心肥大にしても肝機能低下にしても、老化が進めばある程度避けて通れないことだと思う。
今回の投薬が手遅れではなく、今後少しでも長くすこやかに暮らしてくれれば、これ以上嬉しいことはない。
幸い、ジンジャーはドッグフードに薬を混ぜてしまえば、錠剤といえどもぺろりと食べてしまう。ジンジャーの意地汚さが誠にありがたい。
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