足腰は大丈夫だけど五感の衰えが進む

16歳のダックスフントのジンジャーとシンガプーラのフィグ

寝たきりのペッパーのことばかりで、あまり書いていない可哀想なジンジャー。

ペッパーより1つ上の老いたミニチュア・ダックスフントでもうすぐ16歳3か月になる。

ジンジャーはペッパーと違い四肢は丈夫で動作は緩慢になったものの自由に歩き回ることができる。食欲も若い頃と変わらない。あげればあげただけ食べてしまうので、むしろ太り過ぎに注意しなくてはならない。

その一方で、視覚・聴覚・嗅覚はずいぶんと衰えてしまった。

たぶん耳はほとんど聞こえておらず、目もぼーっと大きな輪郭が把握できる程度だと思う。名前を呼んでも振り向かないし、照明を点けても何の反応もない。

以前は雰囲気を察して玄関のドアを開けるまえから大騒ぎをしていたけど、人間が帰宅してもゴロンと横たわったまま。飼い主の気配すら気づかなくなった。

嗅覚も弱っているようで、目の前にあるトリーツを見失ってしまいアタフタと探し回ることが多い。なにか与えるときは、ジンジャーが早くよこせと大口を開けるので、その中に入れてあげるのが基本だ。

さらに最近は、朝夕の食事の際にも自分のエサ皿が分からいことさえある。

食い意地は若いころと変わらないので食事の時間ともなればジタバタと動き回っているが、置いた餌に気づかずに皿に足を入れてしまったり、ひっくり返してしまう。
餌をばら撒かれると部屋中が大変なことになるので、ジンジャーをあまり興奮させないように上手く誘導しながら与えなくてはならない。

白内障が進むダックスフントのジンジャー16歳

段差とか障害物を越えるのは難しくなってきたけど、普通に歩きまわって食欲もあるジンジャー。まだまだ長生きしてくれると思う。

だけど、きっと近いうちに視力を完全に失って、そこかしこにぶつかって歩くようになってしまうのだろう。そういった事態への対応もそろそろ真剣に考えないといけない。

目も耳も鼻もしっかりしているけど歩けないペッパーとはまったく逆。対照的な2匹。

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