シュノーケリングのススメ

0907-aka-nisibama-underwater-1 ダイビング
阿嘉ニシバマの水中 サンゴと魚がたくさん

ニシバマの水中景観

世界遺産の海をシュノーケリングで楽しむ

阿嘉に行ったらただ海水浴するだけではもったいない。シュノーケリングで美しい阿嘉の海を心ゆくまで満喫してください。
フィンとマスクとシュノーケルがあれば気分はマーメイド。トロピカルな魚やサンゴがきらめく水中世界をたっぷりと堪能できます。
私はダイビングもしますが、元々はシュノーケリングにはまっていました。美しい水中景観を求めアジアやアフリカ、いろいろなビーチに行きましたが、慶良間の海は世界にも引けをとらない素晴らしい海。阿嘉でのシュノーケリングはきっと大きな感動体験になると思います。是非、チャレンジしてみてください。

おすすめのシュノーケリング・スポット

ニシバマ is No.1

やはりなんといってもニシバマビーチが一番のおすすめ。3点セットをつけたら迷わず沖へと泳ぎだしてください。
潮の干満により異なりますが、ビーチから少し泳ぐだけで砂浜から珊瑚の海へと景色が変わります。まさに南洋の楽園、竜宮城を覗いているような気分。
魚やサンゴが多い場所は水深が深くなりますが、スノーケルとフィンがあれば大丈夫。泳ぎが苦手な人でも体力が続く限り青い海原の散歩、リアル水族館を楽しめます。

魚影が濃く生き物が豊富

昔よりはサンゴは減ってしまいましたが、魚影の濃さは変わりません。本当に魚は多いです。数だけでなく種類も豊富。いろいろな魚が見られますよ。
見られる魚の種類をあげたらキリがないのですが、オヤビッチャやロクセンスズメダイなどのお馴染みさんはもちろん、各種チョウチョウウオにニシキヤッコやタテジマキンチャクダイ、イロブダイにユカタハタなど南の海を代表する魚達がたくさんいます。もちろんカクレクマノミにも会えますよ。
また、サンゴの隙間を良く探せば、黄色に水玉模様のミナミハコフグの幼魚やハリセンボンが隠れています。
降り注ぐ太陽光線の下、サンゴに群れるデバススメダイのコバルトブルーの美しさはたとえようがありません。
ちなみに私は、浅場に多くダイビングでは余り見られないテングカワハギやムラサメモンガラ(英名ピカソ)などを見つけてはストーカー。また、穴に隠れていて見つけづらいのですが、とっても可愛いモンツキカエルウオとプカプカ浮きながらにらめっこしています。

広大なフィールド

ニシバマをおすすめするもう一つの理由は、ビーチに広さ(長さ)があり、シュノーケリングのフィールドがとても大きいこと。
この大きなビーチのどこを泳いでもレベルの高いシュノーケリングが楽しめますので飽きることがありません。
なお、広いエリアどこでも楽しいと思いますが、強いて言えば真ん中よりも両サイドの方がいろいろ見れて面白いかもしれません。
断言しますが、これだけ広くて魚の多い美しいスノーケリングポイントはそうはないはずです。

阿嘉ビーチ

ニシバマに向かって港から歩き始めてすぐにある阿嘉ビーチは、ビーチの紹介で書いたとおりシュノーケリングの超穴場スポットでした。最近、スノーケリングしていないのでわかりませんがチャンスがあれば泳いでみてください。
きっと皆さん「本当にココで大丈夫?」と疑問に思うことでしょう。誰もいないですし、すぐ横は港の防波堤、テトラポットというシチュエーションです。海に入ってもしばらくは石のガレ場ばかりで「ハズレ」と思うかもしれません。しかし、頑張って沖に泳いで行けば、綺麗なサンゴ礁に出会えるハズです。変わっていなければ。

無人島

近くにある無人島も絶好のシュノーケルポイントです。有名どころは、嘉比島、安慶名敷島、安室島の3つ。
船で渡してもらう必要がありますが、宿に相談すれば渡し船やツアーを紹介してくれると思います。ただし、阿嘉はダイバー率が高いのでシュノーケラー向けのサービスが座間味ほど充実していません。渡し船がうまく見つからない可能性も高いでしょう。無人島にどうしても渡りたい人は事前に要確認ですね。
ちなみに、無人島だからニシバマより美しいかというと、けっしてそんなことはありません。無論、そんじょそこらの海とは違いますが、シュノーケリングだけであればニシバマや古座間味の方が楽しめるんじゃないかというのが個人的な感想です。

白い砂浜で囲まれた美しい慶良間諸島嘉比島の画像(沖縄県座間味村) Google Earthより

白砂に囲まれた美しい嘉比島 by Google Earth 画像©2015 DigitalGlobe


もし、無人島に行かれるとしたら、まずは嘉比島をオススメします。
嘉比島は島の半分近くが白く輝くビーチという南国の無人島のイメージそのままの美しい島。シュノーケリングももちろん楽しめますが、絵に描いたような島の雰囲気に触れること自体に価値があると思います。
上陸しらた小高くなった砂浜を少し登ってみてください。白いビーチは島の反対側まで続き、そしてその向こうに青い海と慶良間の島々が広がっています。

ボートポイント(オススメ)

無人島も綺麗ですが、純粋にシュノーケリングを楽しむのであれば、ビーチからは行けないポイントへのボートトリップをおすすめします。
島のダイビングショップはどこでもシュノーケリングツアーを実施しています。シュノーケリングに必要な三点セットのレンタルもできます。
ダイビング客と相乗りになることもあるでしょうが、シュノーケリングに適したポイントを選んでくれますので相乗りでも問題なく楽しめます。

ビーチとはひと味違うシュノーケル

阿嘉周辺には「ブツブツサンゴ」などシュノーケリングに最適な美しいポイントが無数にあります。ビーチからではなかなか見られない元気のいいサンゴに出会えるポイントも多いです。
ポイントごとにそれぞれ特徴がありますので、カクレクマノミ(ニモ)に会いたいとか、ナンヨウハギ(ドリー)に会いたいなど、リクエストしてみるのも良いかもしれません。海況等がゆるせば希望に添ったポイントへ連れていってくれるでしょう。シュノーケリングでウミガメ狙いなんていうのも不可能ではありませんよ。

港からすぐ近く

ボートトリップは船酔いする人にはつらいかも知れませんが、ポイントまでの移動時間はおおむね5分~10分程度です。ポイントに着けばそこからドボンで楽しめますので泳ぐ手間がない分ある意味楽ちん。
もちろん料金はかかりますが、魚影やサンゴなどシュノーケリングとしての満足度はきっと無人島より高いと思います。ニシバマを充分堪能したあとは是非チャレンジしてみてください。

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