大甚本店で燗酒を楽しむ名古屋酒場の聖地巡礼

      2016/03/21

名古屋の有名居酒屋「大甚本店」の外観画像

大甚の外観。地下鉄伏見駅からすぐ

ここを知らずして居酒屋を語るなかれ「大甚本店」

キャンピングカーネタがないので、今さらですが年末年始キャラバンの一コマから。

名古屋方面に行くことだけを決めた目的や計画のない相変わらずのゆるーい旅。しかし、一か所だけどうしても行ってみたい場所がありました。

酒呑みのメッカへいざ前乗り

それは、「大甚」という居酒屋。いや昔ながらの酒場といった方がいいかもしれません。古くは池波正太郎が訪れた老舗中の老舗にして、最近では太田和彦や吉田類が褒めちぎっている超有名酒場が名古屋市中区にある大甚本店なのです。

居酒屋好きの端くれ、バリバリの現役アル中候補生としては一度はここで酒を飲んでみたい。でも、営業時間が短い(16時~21時)、日曜・祭日が休みなどの理由でチャンスに恵まれませんでした。

大甚の日本酒二号徳利とお猪口

大甚の徳利と猪口。賀茂鶴と菊正宗で徳利が異なる

12月30日は営業しているようなので、仕事がある妻を見捨てて一人名古屋に前乗りしました。もちろん前乗りの目的が大甚だとは妻には内緒。妻も酒好きなので一人で行くなんて言えません。

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暖簾の先は懐かしのオヤジ酒場

地下鉄東山線の伏見駅すぐにある大甚本店には、16時30分頃に到着。

暖簾をくぐると、そこはまさに昭和の酒場。日本酒の香りと酔客の名古屋弁が染み込んだ木の重厚なテーブルに「男は黙ってサッポロビール」のポスター、そして賀茂鶴の四斗樽。少しすすけたノスタルジックな空間はすでにオヤジたちで満杯でした。肩寄せあって酒を酌み交わしています。

一人だったので待つことなくテーブルの隅を確保。すかさず燗酒二合を注文しました。

名古屋の大甚で食べた肴、おつまみ。赤貝、しめ鯖、鶏モツ

赤貝のお造り、鶏レバーの煮物、しめ鯖

賀茂鶴のぬる燗

大甚の酒は日本酒とビールが基本。日本酒は広島の賀茂鶴と灘の菊正宗があり、私は樽がある賀茂鶴を注文。酒といえば賀茂鶴が出されるみたいです。

テキパキしていて気持ちのいいオニイさんが、すぐに徳利を出してくれたので早速一献。樽酒だけあってほんのり色づいている賀茂鶴は、いい塩梅のぬる燗で私好み。日本酒の香りがするっと喉を通り抜けます。

ハズレなしの旨い肴たち

酒を味わったら、お待ちかねの肴えらび。

大甚では、焼き物や刺身を除き、好きな肴を自分で取ってくるカフェテリア方式を採用しています。色とりどりの小皿がのったテーブルに行き、先ずは大好物のしめ鯖と鶏モツの煮物をチョイス。どちらも旨い。ちょっと感動。酒、すすみまくりです。

居酒屋大甚本店の肴は自分で好きなものを取ります。大皿が並ぶテーブル

大皿が並ぶテーブル。後ろのショーケースにもツマミが並んでいます

刺身は赤貝を注文。これも少しびっくり。新鮮で身の厚い立派な赤貝。甘くて滋味のあるいいネタを使っています。

白和えも最高。丁寧で絶妙な味付けで日本酒によく合う。他にも何品かいただきましたが、この店の肴はどれも旨いです。評判のとおりでした。

大甚本店の白和え。うまい

しらあえがシンプルだけど美味。酒に合う

ソロバンでお勘定

日本酒四合を飲んで少し気持ちよくなったところで、この日は打ち止め。

これから妻が新幹線で追いかけてきます。非常に名残惜しいですが、二軒目用の胃袋を空けておかないとエライことになりかねません。

大甚の焼き物、焼き鳥。皮とカシラ

焼き物は注文すると焼いてくれる。画像は皮とカシラ。これもいけます

会計はシャネルの眼鏡をかけた三代目主人が皿とお銚子を見ながらソロバンをはじきます。これも老舗の名物スタイル。

この日の会計は4000円ちょと。たぶん赤貝が高かったのだと思いますが、きっと千円台でも十分楽しめるリーズナブルなお店でした。

こんな安くていい店がある名古屋のオヤジたちが羨ましい。またいつか再訪して旨い肴をじっくり味わいたいです。

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