年末キャラバンに向けて発電機のオイル交換とエアクリーナー清掃

ヤマハ発電機のオイル交換。廃オイルと新オイルのバルボリン キャンピングカー
新しく入れたバルボンリンと発電機から抜き取ったオイル
ヤマハ発電機のオイル交換。廃オイルと新オイルのバルボリン

新しく入れたバルボンリンと発電機から抜き取ったオイル

マックレー床下発電機(ヤマハEF2800iSE)の整備

3連休は晴れてはいたものの、北風ピューピュー。
厭で厭でしょうがなかったのですが、年末キャラバンに向けキャンピングカーの発電機をちょこっとメンテナンス。オイル交換とエアフィルターの掃除を行いました。

自家製レベラーに後輪をのせキャンピングカーを浮かせる

自家製レベラーで後輪を上げる

レベラーで作業スペースを確保しオイル交換

デイブレイク号の発電機は右リアのオーバーハングにぶら下がっています。引き出したりはできないので基本、車両下に潜り込んでの作業が必要です。
作業性が非常に悪いので、後輪に2×8材で作った自家製レベラーをかませ作業スペースをある程度確保してからオイルを抜きました。

風で廃オイルをこぼす

廃オイル受けは1.8リットルの焼酎パックを切断したもの。見栄を張ってシングルモルトの空き瓶を使おうかと思いましたが(←馬鹿)受け口が小さいのでやめました。なお、実生活でも最近は節約志向で安い甲乙混和焼酎を飲んでます。

発電機のオイルを抜く。焼酎パックを廃オイル受けにする

焼酎パックを使い廃油を抜き取る


話がそれましたが、この日は強風です。廃オイルは風に吹かれてゆらゆら、オイルだけに油断は禁物。焼酎パックで受け損ねてこぼしまくりました。ウイスキーの瓶を使わないで本当に良かった(当たり前)。
なお、通常、オイル交換ごとにドレンボルトのパッキンを交換しろと云われますが、今回は交換しませんでした。というか、これまで一度も交換していません。この発電機のパッキンは銅製のようですので、たぶんまだ大丈夫だと思います。

バルボリンのオイル注入

廃オイルを抜いたら新オイルを注入。使ったオイルはバルボリンのプレミアム10W-40。いつ買ったのか全く思い出せないデッドストック品。たぶん一部化学合成油だと思いますが、素性はよく分かりません。
ちなみに、メーカーの指定はSAE 10W-30で、オイルの量は600mlです。

オイル交換用のチューブつきロートに新オイルをセット。キャンピングカーの発電機のオイル交換

オイル交換用のチューブのついた漏斗(米国製)に600mlのオイルをセット

腕が痛い、オイルチェンジャーが欲しい

作業の中で最も面倒なのが新オイルの注入で、注入口の角度、バックスペースの狭さもろもろの制約により普通の方法ではうまくオイルを入れられません。交換の度に「次回はオイルチェンジャーを買おう」と思うのですが、いつも忘れます。
で、今回も前にジョイ本で買ったオイル交換専用の漏斗のような器具で入れます。
この器具の欠点は、粘度のあるオイルだとなかなか流れていかず注入にとても時間がかかること。600ml入れるのに10分以上腕をあげて支えなければならず結構つらいです。

キャンピングカーのヤマハ発電機のエアクリーナーを取り出し

取り出したエアクリーナー。外側のスポンジはヨレヨレです

エアクリーナーの清掃

ニューオイルを溢れるまで入れたら、次はエアクリーナーの洗浄です。
実はエアクリの洗浄はいつやったのか思い出せません。というか初めてかもしれない。
とんでもない状況になっているだろうと覚悟していたのですが、外してみると意外と汚れていませんでした。
むしろ問題はスポンジの経年劣化で、ペラペラで心もとない状態です。年末年始の旅が終わったらエレメント全体を交換しましょう。

ホワイトガソリンで洗浄し試運転

うすーいスポンジをホワイトガソリンですすいで、余ったバルボリンのオイルを浸して元のとおり組み付けて作業終了。
20分ほど試運転しましたがなんの問題もなさそうです。最初にエンジンをかけた瞬間は、音が小さくなったかなと思いましたが、錯覚でしょう。よくよく聞くと前と同じ。うるさいです。

キャンピングカーのヤマハ2.8kwインバーター発電機のエアクリーナーをホワイトガソリンで洗浄

ホワイトガソリンでエアクリーナーを洗浄。ほとんど汚れていません

廃油の処理

これまでエアクリーナーの掃除をさぼってきたのは、我が家には灯油を使う暖房器具がなく、わざわざ灯油を買いに行くのが面倒だったため。でも、キャンプ用のホワイトガソリンはたっぷりあるので、ちょっともったいないですけどこちらを使いました。
実際やってみると、大した量を使うわけでもなく、灯油の厭なニオイもないのでとても扱いやすかったです。
問題は廃油の処理ですが、安全を考慮して別の容器で保存し、キャンプの時に着火剤として使うことにしました。
なお、廃エンジンオイルについては、紙や布に染み込ませれば燃えるごみとして出すことが可能ですが、私はいつもディーラーに持ち込んで処理をお願いしています。

コメント

  1. オジジ より:

    発電機は手入れしないと使えなくなりますから大変ですね
    私もオイルを入れる時に使える漏斗のような物を見つけて使っていましたが、最近は寒さでオイルが固くなって時間が掛かります 別の物を探さないとダメですね
    むかし普通のガソリンでバラしたエンジンを洗っていたら 手が生姜のように腫れて病院に行ったことが有ります
    むかしは有鉛でしたが 今でも普通のガソリンは危ないようですね
    でもホワイトガソリンは勿体ないです

    • たらば かつ男 気梨桂 より:

      オジジ 様
      今回、オイルを入れるのに時間がかかりましたが、ご指摘のとおり気温の問題ですかね。ちょっと温めれば良かったかもしれません。
      そういえば、自分もバイクのキャブとかをガソリンで洗ったような気もします。
      ただ、ピンクのガソリンはなにか体に悪そうで最近は使おうとも思いませんでした。
      ホワイトガソリン、確かにアウトドアショップで買うと高いですが、たいした量でないので良しとします。