インバータは小型で充分 専用スイッチ・コンセントを設置

DSCF8439-1 改造・快適化
キャンピングカー デイブレイク 改造・快適化 インバーター専用コンセント

左側が300WのDCACインバータ用スイッチ・コンセン

右側は外部電源用

発電機かインバーターか

キャラバン中に必要な電力をいかに効率的に確保していくか。キャンピングカー乗りにとっては避けて通れない課題です。
特に家電製品を使うために必要な交流電源(AC100V)をどのように用意すればいいのかキャンピングカーを初めて購入する際には悩まれる方も多いかと思います。具体的には、発電機か高出力DCACインバーターどちらを選ぶか、インバーターの能力はどの程度にするか、などなど。
これについては百家争鳴、千差万別、キャンピングカーの使い方や考え方の違いで全く異なります。
私自身、難しいことは分かりませんが、発電機を積んでいる我が家の場合を一例としてご紹介します。
発電機の使用
基本的に大きな電力を要する機器(エアコン・電磁調理器・電子レンジ)は、発電機またはキャンプ場の外部AC電源で賄うことにしています。
ちなみに、発電機は電子レンジを使用するときしか使っていないのが我が家の実態。暑い夏に外部電源がない場所で車中泊することはありませんので、発電機でエアコンを使用するのは、炎天下の昼、やむを得ず犬を車内に留守番させるときぐらいでしょう。マックレー標準装備の電磁調理器も外部電源のある場合しか使いません。
効率化のキモはDC12V化
電力消費の効率化を図るため、照明・冷蔵庫はもちろんテレビ、チューナーやDVDプレーヤー、更には扇風機(エンドレスブリーズ)、掃除機に至るまで可能な限り電化製品のDC12V化を図るようにしています。うちはキャラバン中はヘアドライアーなんて使いませんが、探すと12Vドライヤーもありますね。
ソーラー発電はキャンピングカーと相性がよく、個人的に必須アイテムと思っていますが、上流から下流まですべてDC12Vで統一できればより効率的なはずです。
インバーターは?
あくまで我が家のケースですが、キャラバン中にAC100Vが必要になるのは、パソコンをいじったりするときやデジカメ等の電池を充電する時ぐらい。
最近はスマホやタブレットに加えデジカメもUSB(マイクロB)端子の安価なシガープラグコードでDC12V充電できるようになりましたので、インバーターの活躍の場は更に減っています。
ということで、我がデイブレイクには、よく見かける300W(定格出力120W~150W)の安いインバーターしか積んでいません。

キャンピングカーデイブレイク改造快適化 DCACインバータの設置

キッチン下収納のデッドスペースにインバータ設置

インバーター専用スイッチ・コンセントの設置

そんな出番の少ないインバーターですが、載せるからには使い易いようにしたいのでちょっと改造。
1500Wクラスの大出力・超高級インバーターがそうであるように、専用のスイッチ、専用のコンセントを設置し使いたいときにすぐ使えるようにしました。
キッチン収納棚の上部、邪魔にならない位置に300Wインバーター本体を据え置きDC12Vを配線。外部AC電源のコンセントの横にインバーター専用の埋込コンセントとインバーターのON-OFFスイッチを作りました。インバーターの消し忘れがないようホタルも取り付けてます。
これで、家にいるのと同じ感覚で妻でも簡単にAC100Vが使えるようになりました。

コメント

  1. レオじじい より:

    私のオールドキャンカーでは、ウインドエアコンや湯沸かしポット、電子レンジをバッテリーとインバーターでと、2000Wのインバーターを積んでいますが、結局バッテリーへの負担が大きすぎて、連続使用には無理なようです。
    発電機もデイブレイクのように標準で防音されているなら良いでしょうが、素人細工の防音BOXでは限界があり、使用場所が限られます。
    最近は家庭と同じように電気に頼っていますが、やはりガスを上手く使う方が長期旅には良いと考えています。
    幸い冷蔵庫は3Way、お湯も電気ポットより不便ですがガスでとやれば何とかなりそうですが、エアコンだけは発電機が必要ですが。

    • たらば かつ男 気梨桂 より:

      レオじじい様
      デイブレイクの発電機も正直”静か”とは言い切れず、常時使用には憚れます。
      我が家では一番の電気喰いは冷蔵庫で、それ以外はあまり電気を使わない生活なのかもしれません。冷蔵庫もあえて小さ目を選んでます。
      また、我が家では車内での料理はもっぱらカセットコンロです。これが一番お手軽で電気も喰わず良いかと。