キャブコンのダメなとこ、欠点

      2015/05/29

ワンオフキャンピングカー デイブレイク 鳥海山

鳥海山をバックに

キャブコンの走行性能は?

キャブコンのいいところに続いて、今回は気になるところ、ちょとダメだと思うことを一ユーザーの独断と偏見でご紹介します。

前のページで書きましたが、キャブコンの欠点だと思うのは、走り・乗りごこちがイマイチ、少し大きくて使い勝手が悪い、ちょっと目立ち貧乏くさいの三点です。
キャブコンを選ぶうえで気になるであろう走行性能についても、誤解を承知で個人的な感想を書きましたので、参考にしてください。
また、後段にはトヨタのハイエースをベースとしたキャブコンについての雑感を記してあります。

走り・乗り心地がイマイチ

必要十分? 所詮はトラック

これも何度も書いていますが、単なるフル積載の安トラックです。キャブコンを選択する方は走りの部分で「あきらめ」が肝要です。

「あきらめろといわれても実際のどうなのかよくわからん」と怒られそうですが、フィーリングは個人ごとに異なり、許せる範囲も違います。

誤解をおそれずに、私の実感を記せば、乗用車にはとても及ばないが、何とか許せる範囲です。家を背負って動いていると考えれば必要十分な動力性能ではないでしょうか。

高速性能は

高速道路では、登り坂でなければ100km/hクルージングが十分可能。それ以上も出せますが”ぬあわkm”までいくと安定性を欠いてきて正直恐いです。片道3車線であれば、中央の車線で100km/h前後で巡航するのがベストですかね。なお、高速道路や首都高での合流も普通にこなせます。

坂道は大嫌い

苦手なのは坂道。特に延々と登りが続く山道では、どんどんスピードが落ちていき、ベタ踏みなのにいつの間にか20km/hなんてことも。そんな時は強制的に1速に入れ速度を回復します。ただし、ガソリン車の場合けたたましい音とともに容易にレッドゾーンに突入してしまいますので注意が必要です。いずれにしても後続車が居る場合はすぐに道を譲ります。うまく譲れないときは結構ストレスになりますね。

ちなみに高速道路の坂道ですが、談合坂など5%程度の高速最大の勾配が長く続く区間ではベタ踏みで何とか80km/hを維持できるといった感じでしょうか。

軽といい勝負か?

ごくごく個人的な感想ですが、職場にある10年物のアルト(走行74,000km)を運転(1名乗車)したときは、うちのカムロードの方が上かなと思いました。

最近の軽自動車に乗る機会はなく、いまどきの軽がどれほどパワーあるのか分かりません。ただ、ひとつの仮説として、カムロードキャンパーの動力性能は4人乗車の軽自動車といい勝負かもしれません。もしかしたら勝てるかもしれません。

もちろん、背負ってるモノが違いますし、特にガソリンカムロードの場合は高回転域まで回しますので騒音とか燃費では比べるべくもありませんが。

軽キャン・バンコンよりは大きく少し使い勝手が悪い

慣れちゃえば問題なし

いくら2m×5mに収まるとはいえ、普通車よりは明らかに大きく取り回しにはいささか気を使います。運転に自信のない人は最初のうちはドキドキしながらのお出かけになるかもしれません。

でも、これはすぐ慣れます。あまり気にしなくても大丈夫。

国内ベストサイズ

たとえば、クロネコヤマトなど宅配業者のデリバリーバン(クイックデリバリー)。車幅はキャブコンの方が少し大きいですが似たようなもの。デリバリーバンを日本全国どこでも狭いまちなかでも見かけるように、慣れればたいがいの所へ不自由なく行き来できるはずです。

宅急便が入れないような場所に行くことは少ないでしょうから、キャブコンの大きさがハンデになることは実用上あまりないと思います。

キャンピングカーデイブレイクのダイネット、サードシート

デイブレイクのダイネット

Uターンが得意?

また、見た目のでかさの割に意外と小回りが利きます。カムロードの最小回転半径はなんと4.9m。コンパクト車並みの優秀な数値です。ちなみプリウスで5.5m、アルファードで5.7m。

最小回転半径の数値が優れているのは、ハンドルの切れ角がやたら大きくなっているため。トラックゆえの仕様です。思いっきりハンドルを回せば、へたな普通車よりもスムーズにUターンできてしまいます。

高さがキケン

少し気をつけた方がいいのがキャブコンの高さ。立体駐車場に入れないのは当たり前ですが、最初のうちは運転中も注意が必要。背が高いこと忘れて思いもかけずこすったりぶつけたりしてしまうかもしれません。

道路にはみ出している植栽なんかに気をつけましょう。また、道路標識もキケンです。交差点を問題なく左折したつもりが、高い位置にある「とまれ」の標識がボディ後部に接触なんてことも。

我が家の近くにもキケンな標識があるのですが、トラックが派手にぶつかったみたいで角が曲がってよい感じになっていました。

それでも不安な人は

なお、キャンピングカーの七大苦でも触れましたが、長さよりも車幅の方が運転に与える影響は大きいです。どうしても運転が不安だという方は車幅が2mを超えないものを選ぶといいかもしれません。

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いかにもという感じでちょっと目立つ、また貧乏くさい

デザイン性はちょっと

これも七大苦のところで書きましたが、トラックベースのキャブコンはやっぱりちょっと貧乏くさい気がします。

すべて私の勝手なイメージですが、キャブコンのデザインは没個性的なものが多いように思います。色白で”ぬべー”として薄らでかい。そのトラック然とした顔と相まって、そのデザインからはあまり知性を感じられません。

最近は様々なモデルが登場し一概には言えませんが、キャブコンのデザインを特徴づけているのが、トラック顔とその上のおでこ(バンクベッド)でしょうか。

今はトラック顔を改造してしまうビルダーもあります。それはそれで格好いいのですが、フェイスを少し変えただけで野暮ったさを完全に取り除くのは難しいように感じます。
また、バンクベッドが”いかにも”感を醸し出していますが、あまりここのデザインに凝ると貴重なスペースが犠牲になってしまいます。なかなか難しいところですね。

磨き抜かれた機能美?

国産キャブコン以外に乗っている方の中には、「キャブコンってカッコわるー」という人が居るかと思い、あえて欠点の一つとして書いてみました。でも私自身は余り気にはしていません。

貧乏くさいと思うのは事実ですし、もう少しカッコ良ければなーと思うことはありますが、単に見た目の話。大事なのは機能性です。

キャブコンのデザインはある意味、日本の道路事情、キャンプ事情に特化した機能美といえるのでないでしょうか。目立つおでこは家族全員が就寝できるように。そして色が白いのは日本の夏の暑さを考えて。どうぞ赦してやってください。

ハイエースベースのキャブコンがベスト?

トラックよりハイエース

当初の本命

走行性能の悪さなどキャブコンの欠点を書きましたが、ここで思いつくのが、同じキャブコンに分類されるハイエースのボディをカットして架装したモデルの存在。
(昔はグラハイなどがベースになっていましたが、大胆にボディカットしたモデルがあるのは現在ハイエースぐらい?)

ハイエースなので走行性能はトラックより良いはずですし、キャブコンなのでバンコンより広いはず。一石二鳥のベスト・バイに思えます。

実は、私も前車クレソンを買い替えるとしたら、次はハイエースベースのキャブコンだと心に決めていた時期もありました。

ハイエースベースを選ばなかった理由

とても魅力のあるハイエースベースですが、ちょっと調べてみると、ハイエースベースのカットモデル、良いことばかりというわけもないようです。

最新の車種は分かりませんが、当時はカムロードキャンパーとくらべて居住スペースが狭い気がしました。全長が同じであればカムロードベースの方が明確に広いのです。

もちろん、十分な空間が確保されたモデルもあるのですが、全長が5.3m程度と長くなってしまい、駐車場が狭い我が家にはちょっと使いづらそう。

バンクベッドが使いやすそうなモデルがなかったのもマイナスポイント。人間2人は夜、バンクベッドに避難しますのでここの快適性は我が家にとっては重要です。

価格もお高め

さらに、価格がカムロードベースより高くなります。ベース車の値段が大きく違いますし、大胆なボディカットを行っていますので当たり前です。しかし、これも大きなマイナスになりました。

当初は強く惹かれていましたが、結局、ハイエースベースのキャブコンはあきらめました。コンセプトのところでも書きましたが、居住性(広さ)、次に経済性(価格)を優先し、走行性はあきらめたということになりますね。我が家の場合。

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