キャンピングカーの7大苦 -その1-

      2015/05/29

キャンピングカー クレソンで那須オートキャンプ

那須でキャンプ

キャンピングカーのススメ no.3 キャンピングカーの欠点は?

 
ここでは、私が普段感じるキャンピングカーの欠点を書き出してみます。題して七大苦。 デカい、ノロい、ボロい、セマい、タカい、アツい、貧乏クサいの7つです。

まずは、1.デカくて2.ノロくて3.ボロい  ことについて。

デカい 七大苦その1

小回りはきくけれど…

カムロードベースのキャブコンだと長さが480cm~520cm、横幅が195cm~205cm、高さ約3m弱ぐらいが標準でしょうか。大きくなれば居住性は向上しますが、その分運転はしづらくなります。当然、立体駐車場は入りません。

見るからに運転しづらそうですが、キャブコンの場合、もとがトラックということもあり前輪の切れ角が大きく意外と小回りが利きます。ちょっと感動的なぐらいハンドルが回ります。何回転させたのか分からなくなりますが。

そうは言っても、図体がデカく運転に気を使うのは間違いありません。キャンピングカーを普段の買い物などに使おうという方、あまり運転が得意でないという方は注意する必要がありますね。

なお、駐車場の確保も問題です。自宅駐車スペースにぴったり収まったのはよいが荷物の出し入れができないなんてことも。

幅が気になる

個人的には、車幅198cmを超えると運転に気をつかう場面が多くなってくると思います。車幅205cmだと立体でなくても入れない(遠慮した方がよい)駐車場がでてきます。

一方で長さは車幅ほどの影響はなく、500cmも520cmもそれほど変わらない気がします。
ただし520cmを超えると駐車場で入りきらない若しくは肩身の狭い思いをするケースが多くなって来るでしょう。

高さについては、2mを超えちゃった段階で一緒ですので、自宅駐車場に入れば大丈夫。ただし、なるべく3.2m以下、最高でも3.4mぐらいにしておいた方がいいでしょう。

駐車場の嫌われ者?

なお、民間駐車場によってはキャンピングカーというだけで駐車を断られたりマイクロバスと同じ駐車料金を請求されるケースもあります。サイズと普通車扱いである旨説明すると納得してくれるケースもありますが頑な場合もあります。なかには係員と揉めて立腹しているキャンピングカーユーザーもいるようですが、これはしょうがないですよね。

実際、威圧感を与える大きさですし、10人近い定員のキャンピングカーも多いのですから。怒っても仕方ありません。デカさゆえの不自由もあります。

フェリーの車両運賃

その他、細かいことですが長さによってカーフェリーの値段が変わります。5mがひとつの分岐点で急に高くなる場合があります。

フェリーの値段で車の大きさを決めるなんて全くのナンセンスですが、もともと5m程度の車であれば、車検証でもしっかり5mに収まるようにしておいた方が得です。499cmと501cmでは大きく値段が変わってしまいちょっと損です。

スポンサーリンク

ノロい 七大苦その2

鈍重なカタツムリ

キャブコンだと車重はおよそ2.5トン。これを133ps(カムロード・ガソリン)のエンジンで動かします。パワーウェイトレシオで何と20kg/ps越え。普通の乗用車の倍。もうどうにもなりません。

ディーゼルだとそのエンジン特性により加速性能など少しはましかもしれません。しかし、どんぐりの背比べ。乗用車と比べるべくもないのは自明です。

エアコン、発電機、サイドオーニングと居住空間の快適装備にこだわれば、更に重量は重くなっていき走行性に悪影響を与えます。

風がこわい

乗り心地も乗用車と比較できたものではありません。フル積載の安トラックの乗り心地そのまま。それ以外の何物でもありません。

さらに問題なのは風の影響。背高のため横風での運転は気を使います。大型トラックに高速で追い抜かれるときや風速10m以上の横風の中の走行など正直いって恐怖です。

ボロい 七大苦その3

見た目豪華な舶来品

架装メーカーによりそれぞれすが、最近のキャンピングカーは一見、豪華で「ボロい」とは感じないかもしれません。しかし、架装部で使われている部品は欧米製あるいは欧米ブランドの中国製等が多く、質感や耐久性に難があるものが多いです。小ロットの輸入品、日本の製品のようなクオリティは期待できません。

いずれ早いうちにどこかしら壊れて手を入れる必要が出てきます。そこかしこ必ず壊れます。覚悟しておいてください。国産乗用車や一般住宅部品と比べてはなりませぬ。

トラブルのもと

以前、メーリングリストで見た事例。キャンピングカーを買ったはいいが、あれが壊れた、それが壊れたと不満を言っている方がいました。挙句、欠陥商品だ、会社の姿勢に問題があるとか言い出して、ビルダーと揉めていたようです。

また、ボロいとは少し違いますが、電子レンジと1500Wインバーターをオプションで付けたのに、サブバッテリーでは電子レンジがまともに使えない。これは詐欺だと主張されている方もいらっしゃいました。ビルダーの説明不足でしょうか。キャンピングカー乗りには当たり前のことですが、当人は騙されたといたくご立腹でした。

新車なのにいきなり故障連続では驚くでしょう。ビルダーに不信感を持つのは理解できます。電子レンジの件も取付けたオプションが動かなければ怒るのも無理がないのかもしれません。

ベテランからは不勉強といわれてしまうかもしれませんが、本人にとっては一大事。残念ながらこうした不幸な事例は決して少なくないように思えます。

くじけない心が必要

キャンピングカーは多少ボロくても当たり前。壊れたらそれは購入者の責任。そんなことを言うつもりは毛頭ありません。ビルダーには製造者としての責任、契約上の責任があるのは当然です。

ただし、一般常識だけで考えていると知らないうちに誤解や認識のずれが生じてしまうことがあるようです。もともと部品の耐久性が日本人の一般常識とかけ離れている。装備には特殊用途ゆえの様々な制約・条件がある。そんなことも心の隅においておくと、キャンピングカーやビルダーと上手く付き合えると思います。

また、物はいつかは壊れると覚悟しておいた方が精神衛生上も楽。心の余裕を持ちましょう。

もちろん、不良品があっても泣き寝入りしろと言っているのではありません。いうべきことはどんどん言うべき。遠慮は不要です。要するに、些細な?故障にめげずに付き合っていくエネルギーが必要ということですね。

架装部だけじゃない

話は変わりますが、キャブコンの場合、運転席・助手席もボロ。単なる安トラックそのまま、質素で味気ないことこのうえなし。最低限の装備しかないグレーのプラスチックに覆われた寒々しい空間が広がっています。

しかもシートは薄っぺらでエンジンの真上。助手席に奥さんが座られる場合は一度、試乗してもらうことをオススメします。

「私はサカイ引越センターのアルバイトじゃないわよ」と怒鳴られる可能性がありますので。正直、あまりいい乗り心地とは言えません。

乱筆多謝。次は七大苦の後編。セマい・タカい・アツい・貧乏クサいに続きます。

関連コンテンツ

 - キャンピングカー

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

おすすめ記事